森の映画祭に行ってきた! | Tick Tack Movie blog

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お久しぶりです。
つつみです。

先日「夜空と交差する森の映画祭2015」というイベントに行ってきました!
http://forest-movie-festival.jp

山梨のキャンプ場に4つの野外スクリーンを設営し、ハリウッド映画からインディーズ短編映画までを一晩中上映し続けるというイベント。
前から気になってはいたのですが、なんと今年、光栄なことにTickTackMovie短編集第4作『タマテバコ』を上映して頂けることになったので、これは行かない手はないと思い、乗り込んできました!


写真もあまり撮ってないし、行けなかった会場とかもあるので詳細なレポートではなく、あくまで作品を流させて頂いた立場からの感想になりますが、少しだけ書いておこうと思います。




・映画祭自体が世界観を持っている

「森の映画祭」の面白さを一言で言うとそこに尽きるのかなと思いました。

とにかく全体に「オシャレ」!
会場の装飾、宣伝美術、作品選考の基準、もっと言えば会場スタッフやお客さんまでもが、なんというか、垢抜けてる。
俗っぽさをおそれずに言えば、映画好きイベントらしからぬ「リア充感」に溢れている!!
(これは偏見があるかも…)
お客さんのほとんどが20代女性らしいというのも納得!

「森の映画祭」という世界観、雰囲気が上映作品をよりよく見せてくれるし、逆に作品群のイメージもイベントの中に取り込んでいるというか、
そんなイメージを作り上げて、何千人という人が来場するイベントに仕立て上げた人たちの着眼点と企画力は本当にすごいと思う。

インターネットの普及やらなんやらで「劇場」の価値が薄れつつある中で、
「映画」が「映画」たるためには、単なる上映を越えた「体験」を提供することが鍵になってくるのだろう、ということは何となく思っていて。
例えばマッドマックスの極爆上映なんかはその最たる成功例のひとつだと思うけど、

この映画祭も間違いなく唯一無二の「体験」を提供する空間だったと思います。

木が邪魔で見にくかったとか、スクリーンに蛾が止まってたとかっていうのは欠点にもなりうるけど、ある意味ここでしか味わえない「体験」にもなりうる。必ずしも上映環境の向上が体験の向上とは限らないと思う

運営側が単なる上映イベントではなく、そうした「映画体験の復権」みたいなことまでを信念として旗を振っている感じがするのも、こうして話題にしたり応援したくなる所以なんだと思います。
そのへんも上手いしさすがだと思います。




・上映作品の傾向もルックス重視?
もちろん、全作品を見ることは物理的に不可能なのであくまで観ることができた作品からの印象でしか語れないのですが、
とにかく「ダサイ」作品がなかったと思いました。

映画祭でのインディーズ映画の選考基準って、
「見た目には拙かったり素人臭かったりして決して見やすくはないけど、荒削りな中に確かに光る何かがある」
みたいな作品が評価されがちな印象があるのですが、
(そのイメージがもう古いのかもしれないけど)

この映画祭では、お客さんがあの雰囲気の中で楽しめる作品を選ぶ、ことを大事にしている気がして、
「見た目が拙い」「見やすくない」という作品はほとんどなかったように思いました。
どの作品も雰囲気がオシャレでハイセンスでハイクオリティ。
(強いて言えば技術面で難が目立ったのは音かな…?これは上映環境によるところもあるので仕方ないのかも)

不等号の大きさは作品によるけど、全体的に「中身<見た目」というか。
それが映画祭の選考センスによるものなのか、
そもそも2015年現在のインディーズ映画の潮流としてそうなっているのか、
というのは僕には判断しかねるのですが、

インディーズ映画ってここまで見やすいものになってきてるんだな、という嬉しさがある一方で、
「ああ、もうこの程度の画を作れることは土俵に上がる最低基準みたいなものなんだな」
と、
薄々わかってはいたけれど襟を正される部分もあったり、
「でもやっぱり最後は脚本だよな…」という思いを新たにしたり、色々と刺激になりました。





・そんな中での『タマテバコ』
というかね、自作の上映時間が近づくにつれてナーバスになっていってね…

『タマテバコ』がこのラインナップの中で「ダサく」見えてしまわないか?
というのがすっごい不安だった。
お客さんの反応もダイレクトに聞こえてくるわけで…



そして迎えた午前2時32分のMYSTERY FOREST。
もうみんな寝袋にくるまって半分仮眠モード。
隣に監督が座ってるとは露知らずなお客さんのリアクションが耳に入ってきます。

あっという間の7分間でしたが、
夜深い時間にも関わらず拙作をご覧くださった皆様、ありがとうございました。
良い反応もそうでない反応も、しかと盗み聞きさせて頂きました(ごめんなさい!)。

『タマテバコ』が、この映画祭の世界観の一端を壊すことなく担えていたかどうか、
僕自身にその客観的な判断はできないと思いますが、
自分の作品の「ダサさ」がどの部分にあるのか、みたいなものが、この環境で見るからこそ浮き彫りにされたような気がしました。

あの7分間の気持ちを大事に次に活かしていきたいなと思います!




・その他雑感
作品出品者としては、もう少し他のクリエイターや運営の方とご挨拶できる場があったらよかったなーと思ったり、
いち観客としてはフード周りがもう少しちゃんと回ってれば…とか、こんなに寒いとは思わなくて死にかけた!とか(これは自分が悪い)、まああるのですが、
それでもとても素敵な時間を過ごさせて頂きました。



最後になりましたが映画祭実行委員の皆さま、
この度は素敵な体験をさせて頂き、誠にありがとうございました。
願わくば来年も何かしら上映して頂けるよう!頑張ります!ので、
何卒今後ともよろしくお願いいたします!


そしてやっぱり「上映」にはロマンがあるなあ。
YouTubeもいいけど、やっぱり上映したい。スクリーンで観て欲しい。体験にして欲しい。
そんな思いは膨らんでいくばかり…!

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