私の妹は都内中野のパン屋さんに嫁いでいる。
旦那さんのご両親は、結構なお歳と聞くが、
まだまだ現役で働いているそうで。
50になる妹は相変わらず、パン工房〇〇のお嫁さんで、
3つほど年上の旦那さんは相変わらず、パン工房〇〇の息子さん。
職人の世界は「生涯現役」が当たり前なのだから、
50代はまだまだひよっこということかな。
80代で現役で働くなんて、すごい世の中になってきたわね…
軟弱な私には考えられないことだわぁ
そういう店主の義父さんに遠慮もあったか?
私は、
積極的に妹の工房のパンが食べたいのだけれど、
当の彼女が送るのをずっと拒んでいた。
なんで? と聞くと
「パンが途中で傷むかもしれない」。
「それに、うちは配送はやってないから」。
と・・・、まぁ、こんな調子で

妹の工房のパンは、
我が家にとっては貴重な存在だった。
そのパンが食せるのは、
彼女が実家のある我が町に帰って来る時で。
苺家は、いつ来るかわからないパンたちを、
あてどなく待つというスタイルで、
とりあえず毎年、1、2度は口にすることができていた。
彼女は、来るとなったら連絡もよこさずに来るの人なので

玄関のチャイムが鳴って、
はーい、どちら様ですか?
てな展開で、
サプライズ的にパンを頂くのがこの20年の常だった。
けれども・・・
去年~今年の正月にかけて、状況は一変した。
ひとつは、
うちの母が夏にやっとホームに入居した事。
コロナで入居が伸び伸びだったが、
これでやっと、
妹の月一の通い介護を終わらせてあげられた。
母の認知症はそろそろ最終形態の様だ。
で、もう一つもコロナの事。
妹家族が帰省できなくなった。
JRと私鉄に乗っての帰省は
家業を営む身の上にはハイリスク。
もっと言えば、食べ物を作ってるのだから、
もし、感染に気付かずに厨房に立ってしまったら?
と、恐ろしくなっても無理はない。
加えて、都内中心部に住んでいる妹家には車がない。
というか中野区民は車を持つ必要がない環境だとか。
公共機関の乗り物には事欠かない。
新宿が最寄りの繁華街。なんでも揃う。
車を買って高い地代の所に駐車場を借りるなんて、そんな不経済な事、庶民はしないそうだ。
妹は免許を持っているので、
遠出したい時はレンタカーで充分事足りるようだ。
「中野といっても、うちが住んでるとこは外れだから下町だよ」
なんて、妹は言うけど、
新宿がすぐそこって・・・・羨望しかない。
あ、話がそれましたが、
かくして、妹のパンを頂けなくなってまるっと1年。

「あ~~、〇ちゃんちのパン食べたいよね~」

「おれ、メロンパンがいい~」

「あ~、苺絶対、リンゴぱん~(大ぶりのりんごがごろっと入ってすご旨)」

「おれ、お総菜パンも食べたいなぁー」
と次男とふたりで妄想ごっこが始まってしまい・・
妹に送る荷物があったので、パンを送ってくださいと書いて
数千円同封した。
また、いつもの要領で、
「送れないごめんね」と帰ってくるかと思いきや、
今回初めて送ってくれた。
添加物や保存料が入ってないから、
配送・・・不安だったんだよね・・・
ありがとね。。。
あ~~ありがとう~妹よ~~

これだけ頂けたら、とーぶん、食いつなげるww

ガッツリ冷凍させてもらいましたわよ

只今、次男くん、真冬モード
入っちゃって
日中、
ほぼ活動休止中
買い物がめちゃ困ってるのでぇ…
めちゃくちゃ、助かる―
ちなみに。
12月28日退院以来、
は一歩も外出しておりません
こんな寒い中、外出だなんて
自殺行為だもーん
寒暖差、雪、強風、風邪、コロナ、インフルetc
皆で手を取り合い、この冬を乗り切りましょうね













パン工房HATADA
中野区中央3丁目
以前揚げカレーパンがTVで紹介されました

のおすすめはリンゴが入ったパン
厚めにカットされたリンゴがごろっと入ってて幸せ
お近くにお寄りの際は是非お立ち寄り下さい

さんのブログ見て来たと言ってみてください
コロナ禍で只今営業短縮ちう。お問い合わせ下さい













右上の白砂糖かかってるパンがリンゴのパン。きめの細かいずっしり系のパンの中にくし切りりんごがイン

奥中央はパウンドケーキ。玉子結構使ってるんちゃう?って感じるほど、玉子が主張してます。オススメ
名物カレーパン。ジャガイモたっぷりでぼってりな具が食べた感あり。