この夏の帰省話しの続きです。
今回の帰省は、娘3人は行けないから私と夫の2人だと伝えた時、
冗談半分「孫の顔が見れないのなら、来なくていい」と言った母。
帰省1日目、夫の実家に向かっている車中に母から電話がかかって来ました。
「◯子(姉)ちゃんが、コロナになったから来ないらしいのよ。レストランの予約もキャンセルしたのですって。(姪)ちゃんと(甥)君だけでも来ればいいのに、来ないって言うのよ。」
「そりゃそうでしょ。(姪)ちゃんと(甥)君も今は元気かもしれないけど、感染しているかもしれないでしょ。お母さんにコロナを移さない為に、行かないのよ。」
「だから、あなた達も来なくていいから。台風も来るし。娘3号ちゃんが1人で可哀想だから、早く帰ってあげなさい。」
「いやいや、娘3号ももう高校生なんだから、可哀想でもなんでもないよ。台風の進路がはっきりしてから大阪へ行くかどうか考えるわ。でも、基本、行く予定にしています。また電話するわね。」
それでも、夫の実家に着いてからも、翌日の午前中も、母からの「来なくていい」電話がしつこくかかって来ました。
本当に来て欲しくないのだなと思いました。
私達が行くと、掃除はしないといけないし、布団の準備はしないといけないし、食事の事も考えないといけないし、お金もかかるし、婿(夫)に気も使うし、
とにかく母にとっては煩わしいのでしょう。
しかし、姉家族が誰も行かないのなら尚更、行った方が良いと直感的に思った私。
今は、誰も来ない方が楽だと思っている母も、
後々、お友達からお盆に子ども家族が集まった話しを聞かされた時には、羨ましいと思い、
誰も来なかった事を寂しいと思い、
姉に対して恨みを募らせないとも限りません。
行ける時に、行って顔を見ておいた方が良いのです。
「zoom帰省を計画しているのよ。パソコンの画面でね、皆んな集まるから。◯子ちゃん家族も、フィリピンの娘2号も、参加するって言っているのよ。」
夫の実家でも、zoomを使って、お義母さんと娘3人と一緒にお喋りをしました。
「そんな事が出来るの?」
と言いながら、やっと私達が実家に行く事を納得してくれた母でした。
大阪の実家で、夫が持って行ったパッドでzoomの設定をしてくれました。
zoom帰省は、娘2号のフィリピンレポートがメインとなりました。
母は、耳が遠い為、ほとんどの会話を理解していませんでしたが、皆んなの顔を見れた事で満足していたと思います。