本音を言うならさ、わたしも、何だかんだあの工房のファンで。
デザイナーさん達の立場には憧れる。
っていうか、羨ましいというのが本音。
わたしも、ちまちまと手作りアクセサリー作ってるわけじゃない?今までずっと、普通にビーズとか天然石とか、シェルとか手芸用品店で買ってきては、自分なりのセンスで組み合わせていて。それだって、オリジナルのつもりよ?
だけど………やっぱり、本格的な世界には、かなわないんだなって、思い知らされる日もある。だって、どう足掻いてもわたしはただの一般人だもの、わたしがデザインして………って立場にはなれない。
だって、向こうにはなんのメリットも差し出せないから。
わたしに知名度だとか、そんなものないから、宣伝にはならないよ。
それでも、それでも………もし仮に、わたしがもう一つの、詩集を出版する夢を叶えて、有名にでもなれば。
また、話は違ってくるのかな?
俳優やミュージシャンがよくて、詩人が駄目な理由はないかな?
詩人がデザインした髪飾りとかペンダントとか、そんなの駄目かな?
な~んて、夢を見るのもいい加減にしろって、ツッコミ入りそうだよね(笑)
でも、詩集出版したい気持ちも、ビーズや天然石系アクセサリーを、いつか小さなお店で販売したい気持ちもあるから。
わたしは、わたしの手作りアクセサリーのデザイナーだよね?たとえそれが、すべて市販の材料を組み合わせていても、その組み合わせは、わたしが考えたものだから。