ブログネタ:好きなマンガ教えて? 参加中
最近いろんなことが起こりすぎてて、ブログに書く暇というか、内容がいつも以上に支離滅裂になりそうなので、ブログの更新が怠り気味でごめんなさいです
気分転換に楽しい話題?でも。。
でも全く楽しい内容になりそうもない
なんてったって楠本まき氏の「致死量ドーリス」についてだもんなぁ
この漫画は確かリアルタイムで本屋で買った。
私は漫画雑誌は買わない人だったので、大抵漫画は文庫本になってから。
本体自体は渡米前に手放してしまったのだけれど、
話の内容があまりにも毒過ぎて
今でも永遠に心に残ってる。
綺麗な人が自己プロデュース力がなく、才能のある「誰か」に依存することで確立される人生。でももちろんそんなの続くわけもなく。そして人間である以上物理的/肉体的限界」がある。だがしかし成長することなく拡張する「精神的限界」は無限であり時間に縛られた物事などは気にも留めずただ膨張していく。そんな人が所謂「なんでもない」人間に及ぼし及ぼされる毒。致死量に「達してしまった」人間と致死量を「摂取してしまった」人間の話。
そういう作品だと思ってます。
最近とても楠本まき氏の作品が読みたくなって、選集を全巻揃えた。最新刊である赤白るつばみはまだなんだけれど、選集は中古で送料含めても安く買えたけれど新刊はそうもいかないので某サイトで送料サービスキャンペーンを待つことにする。
現在楠木氏はロンドン在住とのことだけれど、アメリカにはないイギリスの闇は魅力である。どっちも毒だしうかつにてを出すものでもないけれど、ただ芸術として外から眺めている分にはスリルとしては十分過ぎるのだ。
そういう「闇」を見続けているうちにその「闇」に魅入られてしまう、何故ならその「闇」は自分が見始めたときから向こう側からこちらをみつめているのだから。
ニーチェの有名な言葉通りである。
こういうのを表現として活用できるのが「才能」であり、ただ囚われてしまい、でも普通に生活している人を「厨二病」という
みーは完全に後者だがね。。。