「禅と暮らす7日間」
7日間の滞在中に12回の坐禅をしました
坐禅は
何かを学んだり
何かを得るものではありません
色々なものを捨てて
心が軽くなる時間です
心の前にある
余計な思いを捨てていく
まっすぐ見るのを邪魔している
余計なフィルターを捨てていく
そうする事で
幼い時と同じような
純粋で素直な心が戻ってくるのです
(「龍雲寺 禅堂 入門書」より)
坐禅をするとき
まず身体を調えます
あぐらの様な形をとり
おしりと両ひざで大地をとらえ
土台をしっかりさせます
次に腰を立て背筋を伸ばします
手は右手の掌の上に左手を重ね
親指の先と先を合わせて円を描き
足の上の楽な位置に置きます
目は閉じずに斜め下を見ます
あごは引かずに
目線だけ下に落とします
自然と半分目が閉じた状態(半眼)になり
仏さまと同じお顔になってきます
池の鯉は泳いでいるだけなのに
わたくしの目を楽しませてくれます
誰もがそこに存在して
自分のやるべきことをしているだけで
誰かの役に立っている
そこにあるだけでいいんだな~
坐禅したところで
無になんてなれないわたくし
だけど心静かに座ることで
自分の心の行方を確かめている
日々そんな時間を持つことで
自分の心の状態をチェックして
確かめることでバランスをとっていく
それでいいんだな~
癒されながら元気になっていく
千葉市美浜区
はり灸整体サロン*げんきひーりんぐ*
はり師・きゅう師・整体師 切通陽子