もう一つのユニフォーム | それ行け!日出づる国のバスケ狂たち

それ行け!日出づる国のバスケ狂たち

たかがバスケットされどバスケット… バスケットまみれの日常を気まぐれに綴ります

うちのチームは、監督方針でユニフォームの番号は練習試合を含め試合のたびに違う番号が渡されます。
監督から見て頑張った順に渡されます。
そして一桁台(特に4から8)は憧れの番号になっています。
今年は、キャプテン4番・副キャプテン5番が不動なので「6」をゲットする事が最高の勲章となるわけです。
 
そしてもう一つのユニフォームの話。
大事な試合前には、坊主頭と決まっています。
強制ではありませんが、選手たちの中には「もう一つのユニフォーム」という感覚があり、自主的に頭を丸めてきた歴史があります。
今年は今まで、ベンチメンバーの一部とフレッシュメンバーを除けば皆がその歴史を辿ってきていました。
 
D蔵君といえば、お母さんが美容師でここ一番の坊主時にモヒカンやツンツンヘアで試合に臨んできました。
去年は1Qだけの出場でしたが、今期に入りベストで3Qでたり、今ひとつ力を出しきれず1Qのみの時があったりと、不安定でした。
しかし最近変化でてきました。
今までは、練習中のパートナーは楽な相手とばかり組んでいたのが、苦手な選手と組んだり、一人でも黙々とメニューをこなしており、その努力する姿は素晴らしいなと感じておりました。
さて、県大会地区予選が間近にせまったある日の練習後、ユニフォームの発表が始まりました。
「4番K次郎、5番H也、6番・・・」
うちの次男の後ろに座ったD蔵が手を組み目をつぶって祈っている姿を見ました。
自分もD蔵に6番をあげたいと思った瞬間、「6番D蔵」との監督の声です。
D蔵は声を出さずにガッツポーズを繰り返し、次男は後ろを振り返り嬉しそうに手を差し出しました。
次男も自分と同じ事を感じていたらしく自分のことのように喜んでいました。
 
さてD蔵君は、試合当日どのようなヘアースタイルで来たでしょう?
そうです、6番のユニフォームともう一つのユニフォーム「坊主頭」を纏って試合に臨み、次男と共に逆境を跳ね除け優勝に貢献したそうです。
ちょっといい話でした。