モアシャハットの事❤︎ | Almaz❤︎ Diamond of Raqs Sharqi カイロの女優、歌手、ベリーダンサー アルマズ❤︎

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エジプトカイロで女優、歌手、ベリーダンサーとして、映画やテレビ、CMなど出演中!国際ベリーダンスフェスティバルNile Groupの日本人初マスターティーチャー。ベリーダンスの面白さを追求していきたい!



皆さん、モアシャハットについて色々と知識がこんがらがってしまっているらしいので、説明します。

私のWSでは、今回モアシャハット曲をサガットと共に行います。


WSでもご説明しますが、モアシャハットの曲で踊る=レダ舞踊団の振り付けという事ではありません。

レダ舞踊団以外の様々なダンサーが、モアシャハットを振り付けしております。


例えば、レダ舞踊団が使用しているサイーディの曲。

この曲でレダ舞踊団は、例えばアサヤを1本だけ使ってるとします。

しかし、他のサイーディの曲で、サガットを使用しているガワージー風サイーディ振り付け(アサヤ無し)のものにアレンジしても、おかしくないというのに、サイーディと言ったらレダ舞踊団!サガットなんてレダ舞踊団はサイーディの曲で使ってない!間違ってる!絶対アサヤを持て!

と言えるでしょうか。

ガワージーはガワージーの曲にサイーディの曲を使用する事もあれば、映画でベリーダンサーがガワージーの曲をバラディ風の歌にしている事もあります。サイーディと言っても、曲も色々あれば、アレンジも色々あります。


サイーディ曲にも、様々な解釈や、振り付け、ガワージーとの密接な歴史があります。

モアシャハットにも、カウメイヤのカイロ風、レダ舞踊団の宮廷風などがあっても自然です。



それから、

レダ舞踊団のヌビアン。

ヌビアンは、女子は首に布をかけて、それを手に持ち、男性は何も持たずに踊ります。

他の振り付け師が作ったヌビアン振り付けでは、旗を持ったり、他の小道具を使ったりと様々です。

しかし、レダ舞踊団はその様な小道具を使ってません。

それで、ヌビアンといったらレダ舞踊団!レダ舞踊団は旗なんて持ってない!間違ってる!


と言えるでしょうか。

皆さん、そんなこと言ったら

フォークロアをレダ舞踊団出身の先生以外に習えなくなりますよ。レダ舞踊団も素晴らしい、他の舞踊団も素晴らしいとお互いを認め合い、切磋琢磨してその道を作って行くのが、芸術というものではありませんか?




それと、私はこの問題について、きちんとルブナイマムに聞きました。

ルブナといえば、世界中を飛び回っている、エジプシャンバラディの女王と言われており、カウメイヤ舞踊団出身の大先生。

私の師匠でもあります。

そのルブナが、カウメイヤのモアシャハットは、サガットとシャマダンを使用したもの。レダが作ったものは、レダだけのオリジナルであり、カウメイヤは独自のスタイルである。

とはっきり言いました。



誰かがこの踊りをシャマダンとか言ってるらしいですが、名前を出さずに、どこの誰に電話したのかわからない情報を書くな。

カウメイヤの誰がそんな事言ったのか名前を出せと思います。



さて、モアシャハットも上記に書いた様に、様々なモアシャハット曲があります。


http://www.dailymotion.com/video/x2kmkkh



この曲はモアシャハットの曲

ベリーダンサーがこの曲で一人で踊ってる映画もある。


そもそも、モアシャハット自体世界中には色々な振り付けがあり、私はカウメイヤがやってるモアシャハットとサガットのスタイルに物凄くインスピレーションを受け、今回このモアシャハットの曲を振り付けしました。


小道具は、サガット。

私が今回やる曲はモアシャハットの曲での振り付けです。

これだけあるモアシャハットのスタイルの中で、サガットでこの曲をやってはいけないという事は無いし、カウメイヤのショーは素晴らしい。レダももちろん素晴らしく、横浜WSのモアシャハットは、メージェンシーのモアシャハットスタイルに、レダ舞踊団風の二枚のハンカチを使用します。


シャマダンショーでモアシャハットの曲を使ってモアシャハットの題名をつけたら、それはカウメイヤ風のオリジナルモアシャハットとしていいと思う。レダ舞踊団風のモアシャハットが存在し、カウメイヤ舞踊団風のモアシャハットも存在し、更に多くの舞踊団が、モアシャハット曲を使用して様々な芸術に触れ合っている。


その芸術の流れを、今回の私のWSで感じて貰えたらと思います。



AlmazモアシャハットWS


熊本

http://ameblo.jp/thuraiya/entry-12236661445.html


名古屋

http://ameblo.jp/thuraiya/entry-12236468085.html


大阪(残席5名)

http://s.ameblo.jp/thuraiya/entry-12248730325.html