就職先が内定した。
障がい福祉サービスのA型就労支援事業所である。
大学卒業後、非常勤で働いていたが
離職後は家族の在宅介護が始まった。
看取りを巡って
病院と親戚から
死を巡る捉え方の違いで
トラブルになり急性ストレス反応を発症し、
現在まで双極性障がいという病と闘っている。
就労内容は手芸が主だが
障がいを抱えた方々の
精神面での不安感解消の為のサポートをしつ
一般就職へのむけての支援が目的らしい。
隣の方は手芸が上手く優しい女性の方だそうで
サービス管理責任者が決めてくれたそうだ。
感激してしまった。
実は今から20年前、
やっと探した正社員の仕事を
陰湿なパワハラにより
女性のキャリアウーマンらしき上司から
圧力をかけられて、退職にまで追い詰められた。
長年その記憶が消えず不安感から立ち直れずにいた。
履歴書を書きながら思い出したのが友人達のことだった。
私は両親が優しくて大学まで進学させてくれたにも
関わらず、友人運には恵まれなかった。
進学や進路をめぐり友人からの嫉妬心を買い
学業よりも宗教の集会を優先させられ
洗脳にあっていた。
縁が切れたにも関わらず
再び大学でできた友人からも妬みにあい
教職課程を阻まれ美術サークルに勧誘された。
私と一緒なら彼氏が見つかりやすいから、
大学も無事卒業できるから、
おまけに仕事もみつかるから、
が理由だったのが今はわかる。
講義はいつも彼女からカンニングをされており
彼女はそれで単位を取得していた。
論文も私の貸したワープロに入っている論文から
構成や内容を殆ど似せて編集して提出していた。
今にして思うと悪質である。
卒業後もまたしても別の友人から
就職先での成功を妬まれ阻まれ
危うく失業保険がおりなくなる所だった。
私の事を気にかけていた上司が
特例として出席扱いしてくれ、
失業保険は無事おりることになった。
この上司からの恩はどんなにしても返すことができない深い思いやりと優しさに溢れたものだった。
人生の恩人の一人である。
私はその後もまたしても別の友人から
後には倒産してしまう
雇用形態が劣悪な会社を紹介され、
体調を崩して再び離職となった。
振り返ると私の友人らは嫉妬心が強かった。
おそらく負けず嫌いな性格だったのだろう。
めいさんというカウンセラーの画家と出会った。
SNSは日本の政治の遅れが改善して良くなるように、
との願いを込めてはじめて早、2年を過ぎる。
ある女性から絡まれて困っていたのを助けてくれ心配してくれ励ましてくれたのがめいさんだ。
彼女の描く絵は生命力に溢れており眺めているだけで癒される。
一般的に男性の間には友情というものは成立しやすいが、女性の間には友情は成立しないとよく私は聞かされてきた。
面識こそないが彼女には、裏切りや嫉妬心を感じたことがない。彼女のように利用しない生き方をしている女性とは初めて会ったのかもしれない。
女の間にも友情というものは、存在する。
改めて感じている。