涙☆のワンエイティーンゼネレイション | インドホシガメのドラミさん -REVISITED-

インドホシガメのドラミさん -REVISITED-

痛快!
サンダース所長が綴る
爬虫類とロックンロールの研究グラフィティ!


テーマ:
昨年末、久々に地元で同級生達と会った。

なんだかんだでみんな良い歳を重ねたアラフォー世代になってしまったが、それはしょうがない。生き物なんだから。

だが精神的にはいつまでもあの頃と変わらない。

会えばいつだって小僧の頃に戻ってしまう。
魔法のような永遠のチューニビョーなのだ。









当時通っていた高校のすぐ近くに俺は住んでいた。
田んぼしかない田舎町にあるくそぼろいアパートだ。
たまり場になっていたのでみんなうちでいつも暇をつぶしていたのだ。
色んな奴がたまっていたが、
中でも
1.モテない奴 
2.彼女がいない奴 
3.金のない奴

これにバッチリハマるやつはまぁとにかく毎日集まった。

集まったところで何が始まるわけでもない。

ただウダウダとくっちゃべってるくらいだ。





夕方になると、うちのななめ向かいの家に1台の車が帰ってくる。

ブォーン!ブォーン!ボォォォッッ
爆音と共にマフラーから排気ガスが吹き出す!

『おい!あのねーちゃん帰ってきたぜ!』

同級生のまさひろがそういうとみんな集まって部屋の窓から『お帰りなさい』といわんばかりにそのシャコタンの真っ赤なボディを拝んだ。

車から降りてきたのは作業服姿の金髪のねーちゃんだ。
ハタチそこそこだったろうか?
ヤンキーあがりでちょっくらナナセアイカワに似たこわそうな雰囲気だったが、16.17歳の俺達小僧にとってはやはりたまんなく憧れの存在だった。



『ちきしょー!あのねーちゃん彼氏いんのかなー?』
同級生のハルちゃんは特に夢中になっていた。

『おい、誰か話しかけてこいよー!』

『だって、どうやって声かけるよ?』

『こんにちは!ぼ、ボ、ぼくと一緒にヤクルトでも飲みませんか?だろ?』


『おまえだせぇよ、いまどきそんなこというやついるかよ!あのねーちゃんにぶっくらされるぞ!』



『お疲れさまです!あのぅ、夕飯にラーメンでも行きませんか?ならいけるべ?』

『おいおい、まったく、お前はイモだな!あのねーちゃんをきたねぇラーメン屋になんかさそえるかよ!ダセーな』

『じゃあどうすんだよ!』

『こういう時はだな、決まってんの!やっぱスパゲッチーだよ』




みんなで言いたい放題にそんなことを話してはいつも振り出しに戻っていた。
つまりは
結局ビビって誰も話しかけられなかったのだ。


こういう時になんとも情けない男達ではあったが、お前らみてろいつか俺が一番に声をかけてお近づきになってやるからな!という小僧なりのライバル意識や下心がきっとみんなにあったはずだ。

それでいい。



そんなちょっと恥ずかしいような痛いような体験があったからこそ今でも昨日のことのように思い出しては笑いに変えられるのかもしれない。

やはりいつまでもあの頃の仲間は最高だ!








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