角交換四間には先後の差がない…
そんなふうに考えていた時期が
私にもありました
76歩 34歩 68飛 42玉 22角成 同銀
48王 62銀 38王 84歩 88銀 32玉
77銀 52金右 86歩 64歩 88飛 63銀
先手が自らゴテになり、そしてゴテゴテになっていく。
…それでどうして作戦勝ちになるのか本当に訳がわからない。
88飛／86歩／28王の直後が64歩を突くチャンスで、
六筋を交換されても後に74角や85歩の反撃があるため指せる。
28王 33銀 38銀 22玉 16歩 14歩
最近の藤井先生は美濃囲いの端歩を突かないことが多く、
鈴木先生や多数の素人に「棺桶美濃」と揶揄されている。
(もちろん私も全く理解できていない)
ただ、この将棋は端の交換がなければＭ渕さんの圧勝だった。
66銀 32金 58金左 44歩 77桂 42金右
どこかで先手から75歩と突く手も考えられるが…
どう進んでもあまり得になっているようには見えない。
(振り飛車が後手番なら本筋だと思う)
54銀～43銀が間に合うと後手陣に不満がなくなるので、
ここで77桂と跳ねるのが自然である。
※本譜の順で居飛車が悪いとなると77桂には54銀が本線か？
85歩 同歩 同飛 同飛 同桂 65歩
同銀 82飛 86歩 77角 61飛 86角成
飛車交換になれば先手が指しやすい。
Ｍ渕さんも私も(Ｋ御門さんも)その点では一致している。
恐らく61飛が敗着で、71角なら難しいながらも先手ペース。
(私は内心まだ頑張れるんじゃないかと思っているが…)
63飛成 85馬 61龍 52馬 71龍 89飛成
72角 15歩 同歩 17歩 同香 16歩
勝手読み筋に付き合って頂き、狙いの銀取り放置が実現した。
ここでは駒損だが堅くて攻めてて切なくて後手優勢である。
(しかし今思えば72角に代えて26歩なら割と難しかったかも)
同香 35歩 14歩 16馬 13銀 同桂
11飛成 同玉 19香 34馬 13歩成 16桂
至近距離にト金を作られてしまったが、
敵は深刻な物資不足に陥っているので恐れる必要はない。
同香 同馬 12歩 21玉 14桂 17香
色々な勝ち方があるので、
とりあえず一番クレイジーな順を選んでみた。
49飛成に同銀なら18飛～48銀の筋があって詰む。
同桂 同馬 同王 15香 28王 49飛成
11歩成 31玉 22角 41玉 63角成 52桂
…まで84手
iPhoneからの投稿