…… 65銀 72飛…(Nt)
居飛車側がH辺、中飛車側はN藤である。
…恐らくN藤が先手番なのだろう。
序盤の形はサマになっている。
さらに46歩と指せば構えとしては完璧なのだが…
65銀として72飛を強要するのも(N藤には珍しく)機敏な手だ。
ここから突然 86歩? 64歩!と進んだので慌ててNGを出し、
一手だけ「55歩(^-^)/」と助け舟を出した。
55歩 45歩 54銀 44銀…(Take 2)
55同歩には同角でぴったり捌けるので、45歩は仕方ない。
ここでN藤が呟いた通り、54銀は置いといても大丈夫である。
上図から、彼は 66角!と指した。
…最善手かどうかはさておき、素晴らしい一手だと思う。
敵の飛車を封じながら桂馬の活用を見せており、
64歩と防げばその瞬間に43銀成と攻めて優勢になる。
実戦ではこのあとH辺がうまく騙して逆転に成功していた。
地力の差というものは常に冷酷である…
(先手の)ゴキゲン中飛車は、やはり強力な戦法だと思う。
基本的に好形なので、驚くほど攻めが繋がりやすい。
居飛車側は中央を厚くして待機するのも(実戦的には)有力だが、
全ての仕掛けを防ぎきるのは困難なのではないだろうか…
p.s. S京先生を七子で撃破した。
…次は五子局である。
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