守山駅で降りると、S田さんがクルマで迎えに来て下さっていた。
そして細道の奥にある豪邸(これは予想していた通り)に案内されて、
例の駒を見せていただいた。
四十と二枚の全てに、選りすぐりの「孔雀木目」が使われている。
(木目が逆ハの字を描いている)
…その時点で既に、相当ヤバイ逸品であることは私でも感じ取れた。
そして盛上げ駒だからなのか、字の部分にものすごく艶が出ている。
書体は菱湖、作者は静山。。
(と言ってはみたもののよく判らない)
実際に手に持つと、これまた恐ろしくスムーズに駒が進む。
M井さんも私も緊張しまくりで、数手指しただけで満足してしまった。
駒を購入したときの話(やっぱり本来は非売品だったらしい)や、
盤駒検分の際に繰り広げられたひそかなる闘いの話も興味深かった。
それから(O垣さんなど)滋賀の強い方々も三人ほどいらして、
計六人で夕方まで将棋を指していた。
…先刻見せて頂いたものとは別だが、
四十万円の駒で指したのは当然ながら初めてである。。
(筋違い角にボコられたことも含めて)これまた貴重な経験ができた。
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