3月の終わりぐらいでしょうか…。
私が住んでいるところは、ほとんどが
舗装路なのですが、山みたいな。
と言うより山でして、自転車で走るのには、ちょっとだけ辛い、勾配が多いところなのです。
登りは大変で、坂はスピードが出過ぎてしまう。
私が走っていたのは、暗くなると鹿や狸が飛び出すような下りの坂道でした。
ちょうど夕暮れ時でして、薄暗くなりはじめ、気温も落ち、ひんやりとして鳥肌が立つような感じで、嫌だな、こわいなー、こわいなー。
と思いつつ、時速40kmくらいでブレーキを掛けたときてす。
チャリのケツがブルブル、ウニョウニョと震えて、ヤッベーな感じだったのです。
信号も無いような道なので、気を落ち着け、振れが収まるまで、ゆっくりと減速して停止しました。
ブレーキでリアがロックしたのかな?
なんて思うも、ちょっと違うみたいなので、リア・ホイールをガタガタしてみました。
…
手で分かるくらいガタガタです。
危ない。
玉押しが緩んでしまったのか?それともレースがダメになったのか?
自宅に帰り、車体からホイールを外す。
クイック・リリースを外して玉当たりを確認すると、ガッタガタでございます。
カセットを外さなくても調整できそうだけど、やり辛そうだし、せっかくなのでカセットも外す。
まずは、スプロケットのロック・リングを外す。
僕のTSR-9には、SRAMのロック・リングが付いたので、パークツールの、こんな工具(FR-5GC)をブチ込む。
シマノも共通だそーです。
そのまま回しても、フリーハブが効き、スプロケットのロック・リングを外せないので、チェーンのムチみたいな工具(凶器?)を使い、カセットをロックする。
走行中にペダルを止めてもロックしないのは、フリーハブの効果なのですね。
ロック・リングにブチ込んだ工具を1インチ(25.4mm)のソケットで反時計回りに回す。
パークツールの特殊工具は、二面幅がインチだった。
メトリックじゃないのね。
インチ工具が役に立った。
ロック・リングが外れると、画像の部品を抜ける
上段右から、
ロック・リング
スプロケット X 2
下段は、
カセット・スプロケット
カセットを外したら、コーンを押さえてロック・ナットを外す。
ハブ側がカップで、そこにボールが入り、ボールをコーン(玉押し)が押してベアリングになっている。
オートバイのステアリングと似てますね。
カセット側も外して、灯油でジャブジャブ洗う。
レースに傷は入っていないみたいで、コーンが緩んでしまったようだった。
緩むものなんですかね?
つづく







