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こんにちは。
機能不全家族で育ったために、生きづらさを抱える方たちの心と身体のサポーター、
公認心理師・臨床心理士の陽ちゃん(池田陽子)です。
ACさん、機能不全家族で育った人たちは、
さまざまなトラウマにさらされながら生きているうちに、
感情を感じなくしたり、本当の自分の気持ちをないことにしたりして、
『偽りの自己』の姿で生きることを身につけてしまった方が多いのです。
その『偽りの自己』は、ちょうど鎧やマントのようなもので、
外の強い雨風・嵐や雷、
また、外敵の攻撃から身を守るためには有効なのですが、
『真の自己(本当の自分)』が覆い隠されてしまって、生きることを苦しくさせることにつながっていくのですね。
つまり、身体の症状としてあらわれたり、神経症や依存症などの心の症状として出てくるのは、この苦しさのためなのです。
そして、人との親密な関係性を築いていきたいのに、
なかなかこの鎧やマントを手放していけないという怖さがあるので、
苦しくても『偽りの自己』で生き続けてしまい、関係性を築きにくい側面があるのです。
では、『偽りの自己』から卒業して、本当の自分で生きていくためには、どのようにしていけばいいのでしょうか?
それは、あなたにとって、心地の良い関わりをしてくれる人に目を向けてみるのです。
”今はあいさつくらいの関係性しかない”とか、”たまにしか会わない”という人であっても、
あなたにとっては、”安心できる”人の中に入るわけです。
そのような関係性を大切にしながら、あなたが自分のことを大切にしていると、
不思議かもしれませんが、あなたのことを見守ってくれる人が、少なくとも1人~数人は出てくるのですよ。
あなたの親や家族とは違った、ある意味、あたたかい目線を向けてくれる人が社会の中にいる。
ということに、少しづつ、気がついていくことが出来ると、卒業は間近ですね☆
親や家族からもらえなかったあたたかいものは、
違う人から、もらえる人から、もらっていいのです。
そうすることで、あなたが『真の自己(本当の自分)』を取り戻して、
あなたらしい生き方を選んでいけますよ!
あなたの心と身体のメッセージを大切に聴いて、今の生きづらさを手放していきませんか?
オンラインのカウンセリングやっています。