今朝の通勤電車の途中、

すれ違った人の中で

耳につけているイヤホンとは別の

イヤホンらしきものがポケットから

ホームに落としたまま

ササッと行ってしまった人に

気づいたので

思わず体が動いたといいますか、

声かけながら少し追いかけたのですが

イヤホンで声が聞こえていないみたいで

私の足も遅かったし(^_^;

落としたことに気が付かないまま

行ってしまいました。

きっと後で気がついて困っている

だろうなと思ったけれど電車に乗って

行ってしまったので仕方ないです…

 

出来事としてはそれだけで終わった

のですが

その後で一人会社に向かいながら考え事を

してしまいました。

 

イヤホンは今やスマホを持っている人は

まず皆さん持っているし、

性能や種類も豊富、

自分らしさも出る必需品になっています。

それを使っている時、

自分の世界に入れる、没入できるのが

好き、そうしたいと思って使う一方で

自分の都合で周りをシャットアウト

しているとも言えるなーという

見方もできるなと思ってしまいました。

もしくは、拒否するつもりがなかったと

しても結果的に相手を閉ざしている事

あるのではないかと。

そう思いながら行き交う人を見ていると、

イヤホン率の高いことに改めて驚きます。

 

そうか、こんなに混雑している電車や駅構内も、

大勢、ではなく、

交わることのない一人ひとりの集合体という

見方の方があっているかもと思ったのでした。

人間観察が好きな方であれば

こんなこと以上にもっといろいろな

人間模様を考察するのでしょうね。

私自身、通勤の風景を

一枚の絵のようにとらえてしまって

いるというか、

そこに意味とかドラマがあるかどうかを

想像することもしなくなっています。

通常だったら今朝のことも

そんなことがあったね、はい、おしまい、

となっていたところですが

珍しいアンテナが作動したようです。

 

たまにはいつもと違った視点で

通勤風景を見るのも面白いなと思いました。