「あなたの強みは何ですか?」
この手の質問を受けると私は何も答えられず、
自分に強みなんてあるのだろうか?
平々凡々な人間ですけど?
強みって特別な人が持っているものなのでは?
と思っていて
ただでさえ自己肯定感が低めなのに
更にその意識が強まってしまうような
気持ちになります。
仮に私に強みがあるのであれば
逆に教えてほしいという気持ちです。
そんな中、会社の教育研修を担当されている方と
雑談をしている中で
「じゃあ、自己理解を深める方法の一つとして
試しにやってみたら?」
と紹介された本でした。
本、というよりこの本を買うことで診断を
受けるIDを買い、その診断結果を学ぶために
解説として本があるという形です。
(ですので診断を受ける目的だったら
中古本ではだめということに)
早速診断を受けてみました。
WEBで出てくる質問に自分がどれくらい
当てはまるかを回答していき
オリジナルのタイトルがSTRENGHS FINDER
というだけあって
私の強み(上位にある資質)TOP5が
レポートとして作成されました。
資質は34に分けられているのですが
果たして私は・・・・
示された5つの資質は納得と意外と両方の感想です。
でもレポートに書かれている細かい解説を読むと
過去の自分の行動・思考のシーンが思い出されて
なるほど、とだんだん思うようになってきました。
6位以降全部の順位を知りたい場合は
追加料金を払う必要があるらしく
どうしようか迷っています。
この本の素敵だなと思う考え方は
「強みの順位」であって、下位にある資質が
「弱み」ではなく、ダメなことでもなく、
資質が少ないだけ、それだけ、ということ。
その部分はほかの得意な人の力を借りれば
いいだけ、ということ。
強みが少ないことを一生懸命やるより
上位にある資質を上手に生かした方が
はるかに自分らしくなれるということ。
考え方全てが”肯定的”であったのが
私にとってはとても印象がよかったです。
別の本で”才能”について書かれていたのを
思い出しました。
諸説あると思いますが
”才能”の”才”は 由来が”在”という字で
その意味は”在るもの”。
”能”は ”働かせる” という意味があるそうで、
それを”才能”にあてはめると
”(自分の中に)在るものを 働かせる ”
となるそうです。
才能がない、 と嘆く人は自分の中に
在るものをまだ見つけられていない、と
いうことになるのだということでした。
才能は全員が持っている!
この本もまた肯定的な内容だったなと
感じました。
自分を知って、自分の中に在る資質を
効果的に働かすことができれば
もっと自分らしさが発揮できると
いうことなのですね。
では、それをどうやって働かせればいいのか、
この理解が次に必要なことだと感じています。
上位に出てきた資質をちょっと意識して
仕事に向き合ってみたらどうなるか、
試してみたいと思います。