先日から少しずつ
自分自身のイケていないなと
感じることにも
過剰にネガティブには反応せずに
ほんの少しだけ自分のことを
気にかけてみようと思う時間が
一日の中にできる時があるのを
自覚しています。
そんな私にもう一押し！という
ところで
せっかくの今の気持ちを
後押しするような気分で
並んでいる本を眺めていたら
目に留まった本でした。
スタイリストの地曳いく子さんが
書かれた本になります。
この本はタイトル通り、
50歳になって
今まで似合うと思っていた洋服が
なんだか急にしっくりこなくなったり、
鏡に映る自分にがっかりしたり
何色がいいのかわからなく
なってしまったり、
自分の”似合う”っていったい何なのか、
おしゃれ迷子になってしまった世代の
私たちに対する
これからの着るもの、お化粧などとの
向き合い方、心がけなどの
ヒントが書かれていました。
読むと「おっしゃる通り！」と思う
ようなことばかり書かれていまして、
そして何よりもおしゃれ以前に
”身だしなみ”
ここに気を配るだけで格段に
違いが出るのだということを
スタイリストとしてのご経験も
含めてわかりやすく
アドバイス
という形で書かれているように
感じました。
特に印象に残っていることは、
【靴から着るものを選ぶ】
【安いから買う、は今後一切禁止！
ちゃんと試着をする、
フィット感の妥協をしない
その結果安ければラッキー】
【本当の価値は価格÷利用回数】
【かつてよく見たファッション雑誌で
連載されていたような
「1か月コーデ」に惑わされない！
汎用性の高い洋服なんてそんなにないよ、
似合っていれば何回も着たっていいじゃない】
【一生モノの洋服は買うときに思うことではなく、
結果としてついてくるもの】
などのお話でした。
どれもおしゃれに無頓着すぎた自分ですら
納得のお話ばかりでした。
体型も、顔も、経年変化をしている
自分を認めて、
今のリアルな自分を知ること、
おしゃれと在りたい姿、どんな生き方を
していきたいか、はとてもリンクしていること、
そんなことも考えさせられ、
ちょうどこれからの生き方を考える
年頃になる50歳というのは
おしゃれの新しいスタートとしても
いい区切りなのだなということを
感じました。
私自身は鏡を見ることも嫌いだし、
おしゃれとは無頓着すぎる毎日を
送っていますが、
”身だしなみに気を遣う”
ことだったら自分を大事に思う
延長線のひとつとして
少しは意識することができそうな
気がしています。
その結果、
自分に似合う、が少しずつ分かって
洋服を着ることが少しでも楽しく
なれたら、
楽しいだろうなぁ、と
ちょっと夢を描いたりもしています。
やはり
どう生きていきたいか
このことを考えることは
大切なのですね。