子供のころ、
家には「〇〇工務店」「△△温泉」のような
タオルや、何かのお返しでいただくような
大きな花柄のタオルなどが
なぜか沢山あったので、
あるものを使うのが普通の感覚で育ち
「タオルを買う」という感覚をまったく
持っていませんでした。
さらに言えば、
「タオルの寿命」について考えたこともなく、
どちらかといえば相当汚れたりしない限り
終わりのタイミングがわからない、
という方があっているかもしれません。
長年選手のタオルが普通に引き出しに
入っていることが多かったです。
こんな感覚のまま自立し、
自分の家庭でも同じような感覚でタオルを
使っていましたが
何の雑誌だったか記事だったか話だったか
記憶はないものの数年前に
「タオルにこだわる人がいる」
ことを知り、ブランド、肌触り、色、など
を選んで使っている
という価値観を恥ずかしながら初めて知って
驚いた記憶があります・・・・。
毎日使うものだからこそ、お気に入りのものを
という考え方ですよね。
あまり好きではない色や柄や使い勝手の
ものを使っているとなんとなくの
「ガマン」「違和感」が
積み重なって、もしかしたら知らないうちに
「家事に対する不満」という感情に波及して
いくことも極端な考えかもしれませんが
ありえるなと思いました。
逆に毎日好きなものを身近に使うことで
小さな「アガる」気持ちが積み重なり、
「ご機嫌」になれる可能性があるかも
しれず、ちょっと家事を楽しめる気持ちに
なれるかもしれないと思いました。
これらの考え方はすべて【私次第】なのですが
私自身がご機嫌になれるために、
「なんだかなー」
と思うことがあればこういう考え方で
毎日使うものを選ぶのもありだな、と
気づきました。
とはいえ、もともと貧乏性ですし、
モノもちがよいため今使っているものを
一新！という風にはなかなかできないので、
まずは心地よく使えているか、
【消耗品の寿命】
をちょっと意識してみることにしました。
例えばタオルがごわごわ固くなったなと
思ったら我慢して使い続けず、
次のステップで雑巾にしたり、
役割を全うしてからさようなら（処分）が
できるようにする、という感じです。
それと、先日ちょうどバスタオル類のストックが
減ってきたので
家族分色違いで買って使うことにしました。
これが、なんか、ベランダに干しているだけで
かわいく感じ、気分がいいです！
想像以上に気分がアガっている自分がいます。
こういう感覚、大切なんですね。
この考え、タオルに限らず生活全般に
あてはまるなと感じています。
高級なものにこだわる とは違いますが、
自分の生活水準の範囲で自分をご機嫌さんに
するための工夫という感じです。
モッタイナイ感覚とバランスよく、
どんな再利用ができるか考えることも
家事を楽しむ一つになると思っています。