「でも・・・・ですよね」

「でも・・・・かもしれませんね」

人と会話するとき使ってしまうのです。

自分でしゃべりながら、言った先で

「また言っちゃった」

と思いながら、また

「でも」

って使ってしまっている自分が

気になって、どうすればいいの!?と

会話の集中力が離れてしまいそうになる

ことがあるくらい

今自分で気を付けたいと思っている

うっかり言葉になっています。

 

なんでその言葉を使ってしまうのか

どんな時に、なんでその接続詞を使って

しまうのか考えるのですが

自分のことを言われたから否定したくなる、や

相手のことをを真っ向から否定したい、

ということはほとんど「ない」気がして、

どちらかといえば相手がネガティブな話を

しているときに「そんなことないんじゃないかな」

ということをやんわり伝えたくなって使ってしまう

場面が多い気がしています。

あと、自分で何かを発信しながら

他方の見方、考え方も尊重したい気持ちが

あるときに、「一方で」という意味合いで

使うこともあるかなと。

このブログをちゃんと振り返っているわけでは

ないですが、たぶん使っているような気がして

います・・・(^^;)

 

ちゃんとした使い方で「でも」が使えるのは

いいと思っていますが、多用すると

やはり相手の聞く印象に影響があるでしょうし、

耳障りにもなるでしょうし、

受け取り方によっては拒否感のような感覚を

抱かせてしまう可能性だってあるなと

思うので、私としては意識したいなと思っていて、

なのに、

その矢先に「でも・・・」を使ってしまう自分に

あ”ーー!

って反省してしまう、の繰り返しなのです。

 

どうして口癖になってしまうのだろうと

調べていると、

・自己表現が苦手

 →自己表現しなくちゃという義務感からの発話

・会話に自信がない

 →謙遜の気持ちからの発話

 (否定の意味はなくて、私ごときが意見を言わせて

  いただいてもいいでしょうか・・・という気持ち)

という側面があるという記事を見つけました。

そういう意味もあるのかとなるほど!という説明でした。

 

とはいえ、やはり「でも」は逆説の言葉で

本来の意味からすると現在の内容の逆を話すために使う

言葉ですから、否定語であることには変わりないので

使う場面を減らしていきたいと思っています。

言いたくなってしまったらどうすればいいのだろう・・・

代わりになる言葉はあるのかしら。

そのことをずーーーーーーっと考えているのですが

まだぴったりの言葉は見つけられていません。

そんな中で考えたのは、

心がけとして「相手の言葉をいったん受け止める」

ことを意識していくと回数が減っていくかな、と

いう気がしているので、

「そうなんですね~」

とゆる~く聴ける練習をしてみようかと思っています。

 

「でも」の多用は一発レッドカード、というより

累積イエローカードの末にレッドカード

になってしまいそうな気がしています。

【言葉のもつ力・影響】ということをもう少し

意識して

あ”ーー!

の回数を1回でも減らせるように直していきたいと

気持ち新たにしている今日この頃です。

 

先日の「つい使ってしまう言葉」の投稿にも

つながる所感でした。