今日は在宅勤務日でした。
日中は陽が暖かくて空が真っ青、
とても気持ちがよいお天気でした。
【平日の日中】を味わうことができる日が
来るなんて、想像していなかったことです。
明るい時間帯に家にいることが不思議
な感覚です。
会社に出社する日は日が昇りだして
間もないころに家を出て
日が沈んで暗くなってから帰宅するため、
天気予報で
「日中は過ごしやすい天気になるでしょう」
など言われてもそれを実感することは
できず、
冬は朝晩の暗くて寒い時間帯しか知らず、
夏は日中のギラギラした状態と無縁の
空調が利きすぎてひざ掛けしているような
中で仕事をしているので季節感が薄れます。
また、
在宅勤務制度が導入されたのがつい最近の
ため、
フルタイムで働く=家にいる時間がほとんどない
ということになり、
仕事と家庭の両立が大変で難しくて悩んだ
日々が長くありました。
特に子供が小さかった時期は保育園、学童に
沢山お世話になった一方、限界もあり、
子供に寂しい思いをさせてしまったことが
多かったのではないかと思っています。
私が働くことで周囲の人たちに負荷を沢山
かけていたかもしれないという気持ちでした。
あの時代に在宅勤務制度があったら・・・・
時間の使い方がだいぶ違っていたでしょうし、
もう少し気持ちに余裕が作れて優しくなれて
いたかもしれません(苦笑)
隙間時間を利用して家事がこまめに
こなせていたかも。
洗濯と掃除がもう少し好きな家事になって
いたかも。
子供の急な病気の時に思わず
「仕事どうしよう」が気になってピリピリせずに
済んだかも。
学校行事にもう少し参加できたかも。
宅急便の不在通知が激減するだろうな。
犬に長時間の寂しい留守番をさせずに済むな。
通勤時間に要する時間分が自分の時間として
使える!
ちょっと朝ゆっくりしてもいい日ができる!
・・・こうやって挙げてみると私にとってはメリット
が多いようです。
きっと大変な時期を過ごしてきたから今の状況
へのありがたみをなおさら痛感できるのだろう
とも思います。
「ワークライフバランス」という言葉が日本でよく
使われるようになってまだ十数年ですが
共働き家庭が増えたこの時代にはとても
有意義な制度だと思います。
サービス業や医療従事者、現場でのお仕事の
方など、
業種によっては難しい制度ではありますが、
「働き方の選択肢を増やす」という観点で
それぞれの仕事内容に合った制度が作られて
いけば、会社にとって大切な人財の流出を阻止
することもできるかもしれません。
私自身はこれからも心身の状態を良く保てる
ための働き方、時間を有意義に使える働き方
についてもっと考えながら
ありがたく在宅制度を使わせていただきます。