自社のスタジオ・スタッフの自前路線で、「ジャパネットたかた」のテレビショッピング事業は成功! | think to careerのブログ

think to careerのブログ

ブログの説明を入力します。

「スゴロクで学ぶユーチューブ」の70回目、「仕事や働き方クイズ14」を公開しています。

 

今回のクイズは、「『ジャパネットたかた』さんは、テレビショッピング成功のためどのようなことをしたか?」です。

 

 

長崎県佐世保市のカメラ店から始まった「ジャパネットたかた」さんは、創業者・高田明さんの活躍でテレビショッピング事業に成功します。

 

高田さんが成功するきっかけになったのはラジオショッピングでした。

 

佐世保の小さなカメラ屋がいち早くラジオショッピングで全国展開を実現します。

 

 

1994年ラジオより市場の大きいテレビショッピングの準備を始めます。

 

テレビを見ている人は何十倍もいるはずで、テレビの市場が大きいと思います。

 

テレビ東京が深夜30分枠でテレビショッピングを放送、売上100億円と聞きます。

 

当時、24時間のコンビニエンスが全国に広がり、深夜族が増え始めていました。

 

深夜のテレビ通販の30分枠は魅力的で、とにかくやってみたくなります。

 

 

さて、ここでクイズです。

 

問題は、「1995年テレビショッピングを開始した『ジャパネットたかた』は、テレビショッピング成功のためどのようなことをしたか?」です。

 

 

①②③から「間違い」を1つ選んでください

 

自前のスタジオを建設

番組制作のコストと制作時間を短くするため佐世保に自社スタジオを作ります。

 

福岡の制作会社に番組制作を依頼すると、1時間番組で制作費が1000万円かるうえ、福岡まで片道2時間かけていく必要がありました。

 

番組の社内制作を実施

番組制作のため、若手社員10名を3~4か月東京の研修に派遣しますが、彼らだけでは放送が難しいので派遣会社の協力で番組制作を開始します。

 

派遣会社のカメラ・音声スタッフが佐世保に常駐して研修社員だけで放送できるよう指導します。。

 

金利・手数料ジャパネット負担

テレビショッピングのため、「金利・手数料負担」のサービスを実施します。

 

当時の金利は今のように低くないので、会社にとって大きな負担にはなりました。

 

 

答 間違いは③ 「テレビショッピングのための「金利・手数料の負担」が間違いです。

 

「金利・手数料負担」のサービスは、ラジオショッピングから始めています。

 

当時の金利は今のように低くないので、会社にとって大きな負担になります。

 

2010年、テレビの地デジ化とエコポイント制度の特需で大型テレビが売れに売れテレビ関連売上が約960億円を記録した時、金利負担は50億円をこえていました。

 

 

高田さんはテレビ通販・ジャパネットのMCで有名でした。

 

独特の軽快なトークが人気でしたが、テレビの画面ではみせない社長の顔も持っていました。

 

テレビショッピングの効率化をはかるため

(1)自前のスタジオを建設

(2)自社の社員達で番組制作

(3)生放送による番組提供

(4)1人のMCで番組進行

タレントを起用していたが、生放送ごとに出演料を払うと高額

 

・・・など、自力で運営する方向で事業化を進めています。

 

 

仕事・働き方の最大の特徴は「一生懸命」になります。

 

1)私の生き方は「一生懸命に『今を生きる』」ことです。

毎日毎日、その日しなければならない、その日できることを、一生懸命、自分の力の300%を注ぎ込んで走り続けています。「全力で『今を生きる』」ことが成功に導いてくれます。

 

2)一生懸命に今を生きていれば、人生は絶対に拓けるようになっています。

 

3)目の前のことに一生懸命やっていれば、自然と次の課題が見えてきます。

 

4)毎日一生懸命に生きていれば、ジャンプアップする瞬間がやってきます。

 

5)一生懸命に生きていれば、そのときは役にも立たなくても、いつか役に立つ時が来ます。

 

 

高田さんのこのような仕事への取り組み方は、成功した多くの起業家に共通しています。

 

 

「ジャパネット・高田さん」の働き方については

「スゴロクで学ぶユーチューブ」のNo.66・67

でご覧いただけます。