「スゴロクで学ぶユーチューブ」の57回目、「仕事や働き方・クイズ7」を公開しています。
クイズは、有名女性起業家・南場さんが創業した「DeNA」についてです。
問題は、南場さんがコンサルタント会社・マッキンゼー社を退社して、「ネットオークション事業のDeNAを起業するようになった動機は何か?」です。
①②③の中から正解を1つ選んでください。
①社内の若手から起業の誘い
若手社員が、ネットオークションビジネスの起業を計画します。
経験豊富な南場さんに社長になって欲しいと誘われます。
②ソフト開発者からの誘い
インターネットのソフト開発を依頼している会社の社長がネット―オークション事業の起業を計画、経営参画を誘われます。
③「自分でやったら」という誘い
ソネット(ソニー子会社)社長にネットオークション事業の実施を勧めると、「そんなに熱っぽく語るなら、自分でやったらどうだ」といわれ、その誘いにのり起業の道を選択します。
南場さんは、お茶の水女子大を卒業してマッキンゼー社に入社します。
コンサルの仕事に就くと、言葉の意味がわからずボロボロになり自分はコンサルに向いていないと自覚します。
最後の仕事として、辞める覚悟で臨んだプロジェクトが成功したことで、マッキンゼー社で9年間にわたり勤務、活躍します。
ただ、「コンサルティングを長く続けているうちに、自分でやれないもどかしさ」が蓄積されていきます。
1999年 マッキンゼー社を退社して、新会社DeNAの社長に就任します。
DeNAは、ネットオークションやショッピングモール事業を展開しますが、ヤフーや楽天のまえに苦戦します。
しかし、通信技術の進化に合わせ、携帯電話によるネットオークションやモバイルゲーム事業を成功させます。
さて、クイズの解答です。
正解は、『③「自分でやったら」との誘い』です。
1999年1月、コンサルタントの南場さんはソネット社長にネットオークション事業を勧めます。
社長から「そんなに熱っぽく語るなら、 自分でやったらどうだ」と言われ「自分でやる」という選択肢に気づき、社内の若手に声をかけ起業します。
自分で考えた事業を自分の手で実現したい思いがありました。
1996年頃からインターネットのプロジェクトを手掛けることが多くなると、その考えがより強くなっていました。
経営に関する愚かなおごりもあったみたいです。
経営者は、なぜ改革ができないのか、なぜ中途半端にするのか?
自分が経営者だったうまくできるという自信がありました。
ソネット社長の一言から起業意識が爆発し、熱病にかかります。
インターネットビジネス起業のことで頭が一杯になります。
そして、起業の道を選択します。
クイズの詳細は、スゴロクで学ぶユーチューブ《仕事や働き方・クイズ7》」をご覧ください。
なお、「DeNA・南場さん」の働き方については「スゴロクで学ぶユーチューブ」のNo.31、『門限6時の女子高校生がDeNAを創業』でご覧いただけます。