森永卓郎さんの『ザイム真理教』を読みました。政府に嫌われても自分の意見を発表する姿勢が好きです! | think to careerのブログ

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森永卓郎さんの本『ザイム真理教』を読みました。

 

非常に面白かったので、森永さんが出演のラジオ番組を聞くようになりました。

 

ニッポン放送朝8時からの「垣花正 あなたとハッピー」です。

 

森永卓郎さんが、月曜日から木曜日の4日間出演しています。

 

政府に睨まれないようバカを演じながら、経済政策の批判を続けています。

 

 

「ザイム真理教」の出版社は、あまり聞いたことのない「三五館シンシャ」です。

 

森永さんがラジオで話していましたが、この本の出版については有名出版社では相手にされなかったみたいです。

 

財務省を全面的に批判しているので、大手出版社は関わりたくなかったのでは・・・?

 

 

森永さんが、この本で皮肉をいっています。

 

『これだけ売れているのに、取り上げてくれる雑誌は『アサヒ芸能』さんくらいですよ。テレビも大手新聞社もダンマリ。まあ、この本では大手新聞社と財務省の癒着ぶりもしっかり書いているので、仕方ないと言えば仕方ないのですが(笑)。』

 

政府に忖度する人達は、知らないふりをするみたいです。

 

 

森永さんは、政府が進める増税政策に反対しています。

 

政府の方針は、退職金の課税見直し、給与所得控除、通期手当の増税、たばこ増税(私は愛煙家です。これ以上の値上げは勘弁してください)などなど、「どこまでとやるの」と言えるぐらいの大増税です。

 

 

テレビの報道番組には、コメンテーターとして経済評論家が登場します。

 

原則的に、彼らは反増税の姿勢をあまり明確にしないようです。

 

 

評論家の論理は、基本的によく似ています。

 

国の借金が1661兆円あります。

 

今後、防衛費や少子化対策で膨大な費用が発生します。

 

だから、「増税もやむなし」の論理です。

 

「ザイム真理教」の信者のような発言です。

 

 

実際、明確に増税に反対している経済評論家は、何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか?

 

テレビで、堂々と反対する人はいるのでしょうか?

 

反対すると、テレビ局から出演依頼がこなくなる・・・?

 

 

物価が上がり続けているのは事実です。

 

多くの人の生活が苦しくなるのはあきらかです。

 

増税で国民の可処分所得が少なくなると、国内需要が減少して、経済成長は期待できないはずです。

 

「個人消費が経済を成長させる」というのが「経済の原則」と学んできました。。

 

経済評論家の人は、この点をどう受け止めているのでしょうか?

 

 

勝手な推測ですが、キー局の報道番組のコメンテーターは美味しい仕事のように思えます。

 

テレビのコメンテーターであれば、講演とかセミナーの仕事で呼ばれる機会も多いのでは・・・?

 

60~90分講演すれば、高額のギャラが手にはいる・・・?

 

大学の教授になれるかもしれません。

 

楽して儲かる美味しい仕事では・・・。

 

政府を批判してコメンテーターから降ろされたくないと思えば、「テレビでは、わかったようなわからない、さしわりのない発言」になるのかも・・・・?

 

 

バカな演技をしてでも、経済アナリストとして自分の意見を発言しようとしている森永さんが好きになります。

 

マイナーなメディア出演でなく、テレビキー局の看板コメンテーターとして復帰することを願っています。

 

バカな演技で政府の圧力をかわす森永さん、頑張ってください。