ユーチューブで「ビジネス成功者の仕事ゲーム」の動画・7本目を公開しています。
今回の主人公は建設機械・コマツの坂根元社長さんです。
『あの問題児が、サービス向上に取組み、コマツの社長に就任』というタイトルです。
「スゴロクで学ぶ ユーチューブ」で検索できます。
(「スゴロク」はカタカナ入力です)
これまでの6本は、「何となく、成り行きで就職しながら、入社後の働きで会社の重要人物になった人」の動画でした。
今回の7本目から11本目は、入社後に「問題児とされた社員が、どのように自らを成長させ、偉くなったか」の動画になります。
有名企業で偉くなった人の中には、意外にも新人社員のときに問題児とされた人たちがいます。
若いがゆえに、なんらかの問題を引き起こしたりしています。
新人社員がなんらかのトラブルを引き起こし、社内外に迷惑をかけるということはよくあります。
入社したものの、なにか自分のイメージと合わず、会社に馴染めなかった人もいます。
問題児とされる本人には、なにか言い分があるみたいです。
今回の主人公のコマツの坂根さんは、工学部の機械科を卒業して設計部に配属になります。
ところが、坂根さんは製図が大の苦手でした。
坂根は仕事が遅いといわれ、製図の仕事から逃れたくなります。
そこで志願したのが、誰もが嫌がるクレーム処理の仕事です。
クレーム処理の仕事は、坂根さんに大きな成果をもたらします。
1つ目は、クレーム処理を通じ、建設機械の全体メカを学びます。
2つ目は、クレーム処理を通じ、修理を担当する工場の人達との信頼関係を作り出します。
3つ目は、企業にとりサービスの向上が重要である事を学びます。
この3つが、坂根さんの生涯における働き方に大きく影響を与えます。
サービスの向上一筋に働き続けることで、社長にまで登り詰めます。
専務時代に、サービス向上策として製品にGPSを装備する「コムトラックス」を開発します。
開発については、周りは協力的でなかったようです。
社長に就任すると、「コムトラックス」を無料化して標準装備します。
この取り組みによって、コマツのサービスシステムの世界的な評価が高まります。
以上が、問題児とされた坂根さんの働き方になります。
詳しくは、ユーチューブをご覧ください。