毎年、大学生の就活の指導をしています。
積極的に宣伝をするわけではありませんので2~3名です。
地元のつながりや口コミで依頼を受けます。
指導方針は、コーチングスタイルをとっています。
本人から話を聞き、そのつど的確なアドバイスを行います。
自分で考え、自分で努力するようにしてもらいます。
先日も、指導を始めた2人とお話をしました。
もう2月です。
志望企業が10~20社、リストアップできていて当たり前です。
ところが、確認するとほとんどできていません。
さっそく、志望企業をリストアップするように指示ました。
ただ、とても不安に感じたことがあります。
2人もうちの1人が、かなりの問題児です。
神経質で暗い感じがします。
話をしていても、こちらと視線をあわせません。
終始、斜め下を向いています。
口も重く、自分から質問もしてきません。
これでは、面接ですべて落っこちます。
どうしたらいいか頭を抱えます。
初対面の印象を決めるメラビアンの法則では、みた目(=態度・姿勢・動き)、話し方(=声の大きさ・言葉の明瞭性)が重要とされています。
目線もあせられないのは最悪です。
高い授業料を取る就職塾(月額8万円とか?)では、内定保証をしているところもあります。
このような塾では、おそらくマナー重視で厳しい指導をしているはずです。
挨拶のしかた、話し方、立ち振る舞い、すべてハツラツとした雰囲気をだせるよう特訓をしているのでしょう。
彼には、そのような就職塾がふさわしいように思えます。
「あなたの印象が悪すぎる」ので、その点を指導してくれる塾にいったほうがいうべきでしょうか?
うまく伝わらないと、かれを傷つけることになります。
自信をうしなって、引きこもりになる心配があります。
何か別な理由をつけて、断るべきでしょうか?
そうすると、彼はどこにも合格しない恐れも・・?
若者の人生を左右するだけに、大いに悩んでいます。