2か月前に、悩ましいメールが来ました。
かってキャリアカウンセリングした人から、「ある自治体に一緒に抗議に行ってほしい」と書いて、担当者の名前を列記していました。
抗議の理由は、「コネを優先して、一般の人(自分も含め)が採用されない」という内容です。
少しばかり唐突なメールに驚きました。
そのままにしておくわけにもいかないので、「お会いして、詳しい状況をお聞きします」と連絡しました。
すると、まったく返事がかえってきません。
就職問題で怒り心頭なことがあり、誰かにその気持ちをぶつけたかっただけかもしれません。
このようにメールで振り回されることが、ときどきあります。
やはりメールで一番困るのは、こちらから連絡をいれているのに返事がかえってこないケースです。
返ってきたとしても、1週間もたってからだったりします。
返事が遅くなるのは、20代から30代の人によく見られるようです。
こちらが返事を諦めかけているころに戻ってきたりします。
ビジネスマナー書で、「ビジネスメールの返信は24時間以内が原則」と読んだ記憶があります。
その通りだと思うのですが、なにを根拠にしているのでしょうか?
仕事をしていれば1日1回はパソコンをチェックしますので、そこから24時間ルールができたのでしょうか?
メールに関する調査を見ても、ビジネスメールの返信を待てる限度は24時間以内という人が60%になっています。
このあたりから24時間ルールになったのでしょうか?
いずれにしても、ビジネスメールの返信時間をみていると、その人のビジネスセンスがわかるような気がします。
仕事のできる方は、ほとんど24時間以内に何らかの返事がかえってきます。
返信が来るのに2~3日かかるような人は、仕事の上で今一つ信頼できない感じがします。
ビジネスメールの返信時間を、仕事のパートナー選びの基準にしても間違いないかもしれません?