キャリア学習ゲームの作り方22 話題の本『10年後に 食える仕事・・」を参考に、ゲームを作成! | think to careerのブログ

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 求職者セミナーなどで仕事選びのお話をするときは、参加者の年齢に合わせて内容を変えています。


 参加者の基本的な分け方は、「①20代、②30~54歳、③55歳以上」になります。


 20代の人が中心なら、「自分のやりたい仕事探し」の話に重点おきます。


 55歳以上になると、厳しい現実の説明と「ソーシャルビジネス」のプチ起業といったことを取り上げます。


 55歳を過ぎると、求人は「警備・清掃・厨房の補助」といった仕事に偏ってきます。


 これまでのビジネスの世界での実績や経験、資格をいかせるような仕事は極端に減ってきます。


 

 話の内容で最も悩むのが、30~54歳の人達です。


 ぜひ、10年~20年と安定した職業についてほしいからです。


 そこで、話題の本『10年後に 食える仕事 食えない仕事』を参考に、カードゲームを制作してみようと考えました。



 正月休みを利用して、ひとまずゲームにしてみました。


 具体的仕事を書いたカードを、「今後も食っていけるかどうか、食っていくうえでどのようなことが重要になるか」を基準に分類してもらうゲームです。


 ゲームにしやすい本として取り上げてたように、やはり作業は楽でした。


 この本では、10年後に食えるか、食えないかの判断基準として


① 無国籍ジャングルの仕事:世界の人たちと競争、調成果主義の世界

② 重力の世界の仕事:低賃金化の傾向、無限大の人材供給

③ グローカルな仕事:日本人の強みを生かした知的分野

④ ジャパンプレミアムな仕事:日本人という信頼感が決め手


・・・・といった4分類をしていました。


 この基準を参考に、わかりやすい分類内容にしていきました。


 参考資料:カードの分類ボード

 このボード上に、50枚の仕事カードを4つのゾーンに分類します。

 
think to careerのブログ-カード分類シート
 

 意外に手間取ったのは、分類していく仕事カードづくりのほうでした。


 本で取り上げている仕事は専門的で、意味がむずかしったり、一般的な求職者になじみのないものであったりしました。


 誰にもわかりやすく、求職中の多くの人に参考になるような50枚の仕事カードをつくるのに若干悩みました。


 参考資料:仕事カード

 
think to careerのブログ-仕事カード

 

 ゲームを制作した感想としては、本の内容をそのままゲームのコンセプトに応用できるので、非常に作りやすかったいえます。


 やはり、ゲーム作りのネタに本は大変有効です。

 


 果たして、30歳~54歳までの人達に、どの程度関心を持っていただき、役に立つかは不明です。


 機会をみつけ、実際にゲーム学習をやってみようと思っています。