読書ネタです📕
要点まとめ。完璧に自分メモ。
ネタバレ満載です。
末読の場合は要注意注意


★小説★
奇想、天を動かす】
  / 島田荘司

浅草で浮浪者風の老人が、消費税12円を請求されたことに腹を立て、店の女店主をナイフで刺殺した。だが、この老人はボケてるのか自分の氏名すら黙秘し、一向に何もしゃべらない。
しかし、ハーモニカは器用に吹ける様から、この老人には知性があると考えた警視庁捜査一課の吉敷(よしき)は懸命な捜査を続け、過去数十年に及ぶ巨大な犯罪の構図を突き止めた。

平成元年浅草で起きた消費税がきっかけの女店主殺人事件からの、昭和32年の北海道のローカル鉄道・札沼線で起きた奇怪な事件へと繋がっていく、なーんてまさかの展開。
犯人は明らかだが、動機が分からない。死体が動く、ピエロが踊る、死体が消える、列車が浮くなど様々な事実が浮かび上がる。

おじいちゃんの人生を考えると、
殺人は悪いことだけど、だがなぁ、、、
と考えさせられました。

平成初期に発行された本ですが、
令和の今読んでも面白い!すごい!