はい、みんな調子はどうだい?
秋も深まってきたね。
やっとお出かけもできるように
なったし、イイ感じだ。
さて今日はこのアーティスト!
そうです!
”Blue Suede Shoes"でお馴染みの
カール・パーキンス大先生!
ロカビリーはこの曲がなくちゃ始まらない。
ロカビリーのイベントとかのアンコールで
出演者がみんなで演るのはまずこの曲。
みんな知ってるし、3コードだしね。
この曲はカール先生が、あるナイトクラブ
で演奏中に、目の前で踊っていたカップル
の男性が彼女に、「おい、頼むからオレの
大切な靴を踏まないでくれよ!」って怒っ
てたのを聞いたことがヒントでできたと
言われています。
なーんだそんなことかって感じ(笑)。
だけどこの1曲で一生食べていけるほど
儲かったんだからスゴい!
”Blue Suede Shoes"がリリースされて
大ヒット中に、カール先生が交通事故に
あって入院しちゃうんだけど、この時
サンレコードの仲間だったエルヴィス・
プレスリーがお見舞いにやってきて、
その後すぐに出演した全国放送のTV
番組でこの曲をカバーして歌っちゃう
うんだよね。
おかげで、この曲はプレスリーの方が
有名になっちゃって(笑)。
プレスリーの曲って思ってる人の方が
多いかも。
プレスリー、カール先生、ジェリー・
リー・ルイス、ジョニー・キャッシュ
の4人のことをサン・レコードの
ミリオンダラー・カルテットって
呼ぶんだ。
そうとう稼いでたんだね。
それはそうとオレたちヒルビリーは
彼の曲たくさん演ってたなあ。
Boppin' The Blues
Everybody's Trying To Be My Baby
Honey Don't
とかね。
ロカビリーの楽しい思い出がいっぱいです。
そんな訳で今日はコレ!
ロカビリー界のドンとなったカール先生が
TV番組にそうそうたるメンバーを集め
ちゃった。
デイブ・エドモンド、ジョージ・ハリスン、
リンゴ・スター、エリック・クラプトン、
そしてリー・ロッカーとスリム・ジム・
ファントムも!
みんなとっても楽しそうだよ!



