中学校生徒会役員になった時の事。
宮崎滞在が始まるまで「俺の価値観・考え方が決まったのは、中学3年の冬に東京に来てからだ。宮崎で過ごした少年時代はただただ不毛な時間。思い出す価値はない」と長年思い続け、宮崎を忘れようとさえしておりましたが。
実は、宮崎で生徒会役員をやった経験が、私のかなり多くの部分を作ってくれていたのだと、今になって思わされてます。
滑舌もあまり良くないのに話芸を習ったり、それほど読書好きという訳でもないのに小説もどきを書いたり……それらも、この経験があったればこそかと。
 
あの生徒会室は、私などいるべきではない、優等生の来る場でした。
なのにあそこには、私のような者を受け入れる、宮崎らしいおおらかさ、優しさ、情(じょう)に満ちていたように思えるのです。
 
当時の宮崎西中生徒会役員の皆さん、ずっと迷惑をかけ通しだったけど、本当に、ありがとう。


(以下、相変わらずかなりの長文の過去投稿)