今回は「ブレードランナー2049」(2017年)のお話です。前作(→ 記事はこちら )が伝説的人気作ゆえに、続編製作はとてもハードルが高かったと思いますが、さすがはドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。
素晴らしかったですね。前作の世界観やテーマ、ハードボイルドな雰囲気を踏襲しつつも、新たな物語を魅せてくれました。
"206 30stm Snapchat 24.08.2017 01"Photo by Olja Antic
source: https://flic.kr/p/XNapPw
舞台は企業家ウォレス(ジャレッド・レト)によって造られる新型レプリカント・ネクサス9型が労働力となった2049年のカリフォルニア。
LA市警のブレードランナー・K(ライアン・ゴズリング)は旧型レプリカントを「解任」する任務に就いていた。
ある案件を機に巨大な陰謀に巻き込まれるK。謎を追うKの単独捜査の先にはデッカード(ハリソン・フォード)との出会いが待っていた・・・。
"‘Blade Runner 2049’ is a sci-fi masterpiece. Breathtaking in its’ decrepitude. A classic right out of the box." Photo by Ron Frazier
source: https://flic.kr/p/Zec1GB
新型レプリカントゆえに「人間もどき」「魂がない」等と差別されているKはアパートでウォレス社製ホログラムのジョイ(アナ・デ・アルマス)を恋人として語らう孤独な生活を送っています。
レプリカントのKは人間以上に「人らしさ」や「人間になりたい」という気持ちを強く秘めているのです。
そしてホログラムのジョイが、Kの計らいで屋外に出て雨を肌で感じた時の喜ぶ姿とかね、切ないのです。
ジョイは実体がないので「普通の人間のようになりたい」という願望がKよりも強いんじゃないかな。
レプリカントの人生は過酷で未来は暗い運命。ゆえに創られた記憶を与えられたレプリカントが真の自分を探すために過去を知りたがるのは性(さが)ですが、Kは事実を知る度に落胆する。ここも切ない。
「人らしい人生」の定義はそれぞれですが、誰かのために役に立つ生き方を選択が正解なのでしょう。
静かに舞い落ちる雪を肌に受けるKと雨粒を肌で受けて人らしさを感じたジョイの姿が重なりましたね。
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