「怒り」に振り回されないために | 言葉とイメージで人間関係は ますます好くなる

「怒り」に振り回されないために

こんにちは、心理カウンセラー☆黒田めぐみです。

 

◆―――

 

爆発すると

 

怒りのコントロールができません。

 

―――◆

 

 

自分自身に起きることもあるでしょう。

 
 
また、一緒に働いている同僚などが
 
いきなり「怒り爆発」を起こして、
 
「どうした?何が起こった??」
 
と慌てたこともあると思います。
 
とくに、親の立場であったり、
 
上司である場合は、放っておくこともできません。
 
 
このような、
 
① 本人が怒りのコントロールが出来ず困る話、
 
② それに急に巻き込まれて困る話は
 
カウンセリングでもよく話題になります。
 
 
 
それでは、
 
「怒り」ってどういうものか?

 

 

怒りは二次感情であることが多く、

 

怒りの前に感じている感情が積み重なって、

 

いっぱい、いっぱいになると、ドカンと出てきます。

 

 

例えば、さみしさとか、辛さとか、痛みとか、悔しさとか、もどかしさとか・・・ね。

 

 

 

 

それでは、

 

① 本人が怒りのコントロールが出来ず困る場合

 

 

「怒り爆発クセ」がつくいていると、

 

最初の感情をすっ飛ばして、

 

怒り爆発に直結しやすいのです。

 

 

その爆発は、

 

自分も相手も傷つけるので、

 

あとから自己嫌悪に陥ったりもします。

 

 

しかも、爆発するくらいの怒りは、

 

大きなエネルギーとパワーを持っているので、

 

コントロールが難しい。

 

 

そこで、

 

怒りの前の感情を自分でちゃんとキャッチして、

 

「怒り爆発」の前にその感情を

 

消化させてあげることが大切なのですね。

 

 
そのときに、必要なのが、コミュニケーション能力。
 
「いま、私〇〇があって、とても傷つきました。」
 
「△△について、もう少し配慮願えませんか?」
 
等と、伝えられることです。
 
仮に伝えられなくても、自分自身で
 
上記のように感じているんだと、一呼吸おけることで、
 
大爆発は防げます。
 
 
 
そして、
 
② それに急に巻き込まれて困る場合、
 
 
周りの人は、当人の怒りの強さに驚いて、
 
どう対応していいのか分からなくなりますね。
 
しかも、八つ当たりのように感じることも多く、
 
いい加減にしてくれ!と、またこちらも「怒り」に…。
 
 
 
しかし、①のようなことが、本人の中で
 
起こっているんだと思えば、
 
「怒りの爆発」そのものに目を向けるのではなくて、
 
怒りの背景に何が起こったのか想像することができます
ね。
 
爆発のような「情動」はずっと続きません。
 
少し、怒りが落ち着いたところで、
 
怒りの前に何が起こったのか教えてもらうように
 
声をかけてみるのもよいでしょう。
 
 
 
 
 
怒りは、
 
厄介で、困ったものとして扱われがちですが、
 
すごく大切な感情なのです。

 

 

 

なぜなら、

 

分かってもらえない気持ちや思いが高じたあとに、

 

最後に自分の尊厳を守る感情なのです。

 

自分の存在を守るための 「最後の砦」 みたいな感じね。

 

 

 

怒りの大きなエネルギーとパワーで、

 

「私を大切に扱って欲しい!!」

 

 

怒りは強烈に

 

「私はここに在る!」と、気づかせる力なのです。

 
 

 

 

ですので、

 

怒りを感じることは、とても大切なことなのです。

 

 

 

もちろん、

 

怒るまえに、「私は○○と感じている」と、気づけたり、

 

伝えられたりできたら、自分の尊厳を守れるんだけど、

 

そうもいかないときもある。

 

 

 

そんな時に出てきた「怒り」

 

これは、「私を守って欲しい」という、

 

心の訴えでもあるのです。

 

 

 

 

喜怒哀楽、

 

自分の感情も、相手の感情も大切なものなのですねー。

 

それにちゃんと気づいて、

 

ちょうどよいお付き合いができたらいいですね。

 

 

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