人間関係とパーソナルスペース
こんにちは、心理カウンセラー☆黒田めぐみです。
先日、ガラガラのカフェのカウンターで、私のすぐとなりに見知らぬ人が座りました。
その瞬間、急に居心地が悪い気分になりました。
しかし、その人は、特に気にならないご様子です。
人との距離感って、その人それぞれなのですね。。。
私は、パーソナルスペース広いようです。
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【人間関係とパーソナルスペース】
私たちには、パーソナルスペースという概念があります。
これは、個人の身体を取り囲む、目に見えない境界線のようなものです。
そのスペースに侵入されると、不快な感覚をいだいたり、落ち着かない気分になります。
このスペースは、以下によって変化します。
1.対面する人
2.その時の環境
3.その時の心の状態
そして、このパーソナルスペースが広い人もいれば狭い人もいます。
◆スペースが広い人は、
あまり近寄って話をすると居心地がわるくなります。
◆スペースが狭い人は、
あまり離れた位置で話をするとよそよそしさを感じます。
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例えば、自分だったらどうかイメージして下さい。
□パートナーや家族なら、何センチくらいがOKですか?
□仲のよい友人は、どうですか?
□職場の上司とは、どうですか?
□まったく見知らぬ他人だったら、どうですか?
また、まったく見知らぬ他人でも場所によってこのスペースは変わります。
□エレベータの中なら、何センチくらいがOkでしょう?
□混みあった渋谷のスクランブル交差点なら?
□電車内なら?
□職場だったら?
□レストランの中では?
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自分のパーソナルスペースを知ったうえで、この位置関係を見直すだけでも、人間関係はスムースになります。
お話をするとき、相手が思いのほか近寄って話す方ならば、パーソナルスペースを狭く保ったほうが、親しみを感じてもらいやすいでしょう。
お話をするとき、相手が思いのほか離れて話す方ならば、パーソナルスペースを広く保ったほうが、相手は安心するでしょう。
ちょうど良い距離感で、良い関係を築いていきましょう!
<参考>
親密距離 家族やパートナー 45センチ以内
個人距離 友人や個人的関係 45~120センチ
社会距離 職場の同僚など仕事関係 120~350センチ
公共距離 公的な人、公的な場所での対面 350センチ以上
※すべて個人差があります。
ちなみに、
パーソナルスペースが狭い人は、自分の内側に向かって、エネルギーを注ぐことに長けています。
集中力が高かったりします。
パーソナルスペースが広い人は、外側に向かって、エネルギーを使うことに長けています。
行動的ですが気が散りやすかったりします。
やっぱり、人ってそれぞれ個性的で面白いね~。
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