イライラした人間関係は、問題を区別することから。 | 言葉とイメージで人間関係は ますます好くなる

イライラした人間関係は、問題を区別することから。

こんにちは、心理カウンセラー☆黒田めぐみです。

 

なぜか相手の言動にイライラしてしまうことありませんか?

 

□ なんでこんな言い方するのだろう?

□ 的を得ない話で疲れる。

□ 人の話を聴いてないな。

□ もっとよい考え方すればいいのに。

□ 悪口や愚痴ばかりで嫌になっちゃう。

□ 上から目線で感じ悪いなー。

□ 言い訳やウソばかりでうんざりしちゃう。

□ アドバイス押し付けないでよ。…などなど

 

まあ、なんとなく不愉快になるのは、感情を持った人間ですからしかたありません。

 

しかし、

イライラしすぎたり腹立たしさを感じすぎると、自分が苦しくなります。

 

そうすると、

相手に喧嘩をふっかけてしまったり、

誰かに八つ当たりしたり、

「自分がいたらないからこんな目に合うのか?」と自分自身を責めたり・・・。
こうなると、悪循環ですね。

 

そんな時は、

相手の問題と自分の問題をちゃんと分けてみる。

①まずは、相手の言動も感情も価値観も相手の持ち物だから、自分にはどうしようもないものである。【相手の問題】


②相手からの言動などから生じた自分の気持ちは、自分の持ち物だから相手には責任はない。【自分の問題】


③なので、相手のせいではなく、自分の②をどうしたらよいか見直してみる。【相手を変えるのではなく自分を変える】

 

これが、

【自他の区別】とか【問題の分離】とかの基本です。

 

もちろん、人間関係ですから、相手があって、そこからいろいろと影響を受けます。

 

しかし、

相手の問題を押し付けられたり、相手の問題を引き受けることは、しなくていいのです。

また逆もしかりね。

 

そうして、

自他を区別した心的に気持ちの良い距離を保ったうえで、相手のせいにするのではなく、自分がどのように行動するかを決められたらいいですね。

 

カウンセリングのテーマでも、

親子関係やパートナーとの間で、よくこのような考え方をお伝えします。
近しい間柄では、より色濃く出やすい傾向があるのです。

 

相手と自分との問題がごっちゃになることは、多かれ少なかれ、どんな人にも(私にも)起こることですが、この【自他の区別】とか【問題の分離】を知っておくと、あとから見直しやすくなります。

 

そうそう、

この話をすると、

「なんだか人情味が足らない」とか、

「合理的でむなしい」とか、

「孤独な気分」とか感じる方もいます。

 

でもね、

相手の問題は相手の世界観から出ているものだから、勝手に悪いものと評価したり奪ったり押し付けたりすることは、相手の世界観を尊重していない・信じられないってことになっちゃうこともある。

 

そして、

これが終点ではありません。

【自他の区別】ができるからこそ、深いかかわりを持つことができるのですよ~。

ここからが「気持ちの良い人間関係」のスタートなのです。

 

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