羽衣国際大学PBL成果報告会 | Thera-Projects掲示板

Thera-Projects掲示板

一般社団法人テラプロジェクトの日々の活動を発信していきます。



みなさんこんにちは。
テラプロジェクト峯平です。

今日はテラプロジェクトの活動に参加することで、大学の単位が取得できる羽衣国際大学プロジェクトベースドラーニング成果報告会(8月7日)をご紹介します。



Project Based Learning(PBL)は、複雑な課題や挑戦しがいのある問題に対して、生徒が少人数のグループでの自律的な問題解決・意志決定・情報探索などを通じて解決を目指す学習方法です。マックスター大学(カナダ)において、教育学者ジョン・デューイによって提唱された学習理論です。現在文部科学省が進める「アクティブラーニング」を実現する手法の1つとして注目を集めています。学習の主体となるのはあくまで生徒で、教員は適切な事例問題の提示や基本的な説明を行うなど、学習支援(ファシリテーション)を提供します。



羽衣国際大学(大阪府堺市)は、テラプロジェクトの都市緑化と産業創成活動に学生が参加することで、単位を取得するPBLを実践しています。2019年度は「みどりでおもてなしの大阪の実現を目指して」というテーマで、人間生活学部食クリエイトコースの学生が中心となり、おもてなしスイーツ作りに挑みました。



担当教員の中井久美子先生の指導の下、地元堺市(茶の湯文化が発展した街)にちなんで抹茶を使ったおもてなしスイーツを作りました。



試作したのは、サクサク抹茶クッキー。



試作したスイーツは、テラプロジェクト主催の国際シンポジウムや「植育」イベント等で学外試食・アンケート調査を実施し、味覚や食感の改善に努めました。





アンケート調査の結果を報告。



プロジェクト演習報告会でも改善を重ねたおもてなしスイーツを配布しました。



学生達は、地元堺市の和菓子グランプリにも積極的に参加し、「抹茶に合う和スイーツ」を考えました。





学生達は、PBLを通じて日本のおもてなし精神と共に、地域の食文化を学び、現代の食づくりに生かすプロセスをしっかり実践することが出来ました。



新型コロナウィルスの影響で大学の活動もいろいろな制約がありますが、学生達の限られた時間を無駄にしないようにしたいと思います。

テラプロジェクト専務の今日のひとことメモでした。