2019年5月12日の滝本太郎弁護士のブログに興味深い発言がある。
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当職は、****氏(昭和***日生、オウム真理教でのホーリーネイムは*****師)の代理人として、次のとおり通知する。
同氏は、2005年頃、オウム真理教からその後継の貴団体に入会し、以後2ヶ月に1回通知人が受給していた年金20万円程のうちの20万円後に10万円程を布施しつつ、出家者らの食事の世話などしてきた。通知人は、矛盾と行き詰まりを感じて何回か脱会しようとしたものの説得され止まってきたものであるが、この**月**日早朝身の廻りのもののみをもって宛名マンションの拠点を離れた。また同日、郵便にて一身上の都合により脱会する意思表示も郵便でなしたものであるところ、当職がその代理人に就いたから、改めて、本年**月**日、貴団体をも完全に脱会したものであることを、確認のため通知する。
マイトレーヤ正大師こと上祐史浩
荷物についてであるが、(中略)また、貴団体代表役員上祐史浩氏は
「ばらした荷物を私たちの手で再び梱包する義務はない」
「ともかく、逃げ盗むという悪業には、大きな苦しみがあり他を尊重するという善行には喜びがあるということを知ってもらいたい。それが貴方の今生の最大の修行の課題だ」
などと今回も述べているところ、これらは何ら理がないばかりでなく、脱会が悪業にあたるとしていて恐怖をあおっている者であり、著しく不当である。
今後一切、通知人に対しては、電話、メール、郵便、訪問などの方法のいかんを問わず、何らの接触なきようにここに警告する。
上記のとおり通知かつ請求する。誠意ある対応なくば断固たる処分に移行するから留意されたい。
2011年*月*日
〒 ***代理人 弁護士滝本 太郎
〒** 世田谷区南烏山6***
宗教団体 ひかりの輪 代表役員 上祐史浩 殿
『生きている不思議 死んでいく不思議』-某弁護士日記 - 2019年5月12日の記事一覧 (teacup.com)
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2016年11月26日の野田成人のブログにはこのようにある。
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要するに、人間ってのは、自分の話を人に聞いてもらいたい。それは自己顕示欲であったり、承認欲求であったりするわけだが、その逆に人の話はあんまり聞かない、というか聞きたくないもんだ。
で、オブツの前の記事は、元信者Kがひか輪を脱会するに当たって、脱会直前に何回も上祐に説得されて脱会に踏み切れなかったので、もう意を決して上祐とは話さないでワシに脱会の手伝いをお願いして来たということなんだな。
確かに脱会に当たって、財産や荷物整理も含め後処理を何もしないで出て行くのは、社会通念上はKの方が分が悪い。しかしその前の話として、辞めようと思ったのに、その度毎に「ああ言えば上祐」に延々と説得されてきたKとしては、「今回もまた言いくるめられたんではたまんない」ってのが本心だったろう。
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荷物を置いたまま脱会したのは事実であろう。
しかし、延々と説得されて辞めるに辞められず、意を決して身一つで逃げてきたのであろう。
それにしても、上祐の発言はさすが現役オウムと言われるだけのものがある。

「ばらした荷物を私たちの手で再び梱包する義務はない」
「ともかく、逃げ盗むという悪業には、大きな苦しみがあり他を尊重するという善行には喜びがあるということを知ってもらいたい。それが貴方の今生の最大の修行の課題だ」
これではオウムのままと言わざるを得ないのではなかろうか。
上祐には説明をお願いしたいところである。



