滝本太郎弁護士が2007年3月18日にブログに出した興味深い資料に野田と上祐が証言していたので紹介しよう。

 

-------------------------

オウム集団幹部らの2000年1月16日頃の会議内容

ー上祐提案の改革案

 

出席者:上祐史浩、村岡達子、野田成人、杉浦実、岡田弘幸

 

1 「宗教団体アレフ」にする。

・組織の性格は、教団を拡大して尊師の死刑を止める。

・そして再開を可能にする。

・表向き、教祖や子どもなど麻原家を、外す。

 

2 新たな布教活動として

・「21世紀サイバー教団」として、インターネットで布教活動をする。

・「アクエリアス教団」として、科学と宗教が合致した超人を育成する。

・「ホワイトフリーメーソン」として、オウム色を出さずに救済活動をする。企業活動の基盤をつくる。

・ グローバル教団になるべく、イギリス・ロシアで、インターネットを活用して、布教、経済活動をする。

 

3声明では、麻原尊師の指示、関与を認める。

・謝罪し、被害補償活動を行う。

・被害者を「守護者」と呼ぶ。

・発表することで、マスコミを味方につける。

 

4 観察処分について。

・立入り検査を逆利用して、危険性なしのアッピールをする。

・職権濫用の告訴、国家賠償請求の前提として、証拠の保全に努める。

・大日本帝国に似ているとして、国民を味方につける。

 

5 立入り検査に対する「対策マニュアル」

・法務部名で出す。

・訴訟、懲戒免職を求めるために、氏名・役職を確認し、写真を撮る。

・問題がないものはある程度見せるが、焦らしながら見せること。

・金庫や机は、鍵をかける。自分の机じゃないという。パソコンは、立ち上げを求められても、自分のパソコンじゃないのでバスワードを知らないという。

・人の調査に対しては、立入り検査は設備や帳簿の調査が対象でしょう、という

・個人的に使用している者、団体に無関係などと対応する。

 

-----------------------------

 

 

●ヴァジラティクシュナー正悟師こと野田成人

 

[4] tv
2007年04月20日 09:25
はい、話し合いは事実です。

[10] tv
2007年04月21日 01:40
いや話し合われた内容そのままですので、非難されるべき所は、弁解はありません。

2000年当初はまだY2K問題とかで予言をまだ完全に捨てる直前でしたから(2000年2月28,29日になんかあるとかいう噂とか、あほらしいですが)。

ただ私も人間ですから、「マスコミを味方につけたい」といえば、そりゃ敵に回すよりは味方にした方が良いと、今も思ってますし。。。

今の権限は、会社で前は部長だったけど、出世争いにまけて資料室室長になった人みたいな感じです。年功でそれなりの目では見てくれるけど、権限はないという。

今日はもう寝ます、おやすみなさい、皆さん。

 

[mixi] 野田成人に社会問題学ばせるのだ | 質問用トピック

 

---------------------

 

 

●マイトレーヤ正大師こと上祐史浩
 

>naucicaさんへ
 2001念の会議の要旨とされるものは、事実と大分違う面がありますがいずれにしても、6年前のことなので、新団体に関する議論には当てはまらないと思います。
 

 自分は2000年はおろか、本当に松本氏とその時代の考えを払拭しようと思ったのは、自分に厳しく言えば、2005年に新団体を考え始めた頃からです。
 

 あなたがどこからか持ってきた会議の要旨は、大分事実と違う部分があったと思いますがその会議に参加していた人のオウム的な性格も投影している、と思いますので、新団体の理念・思想から、それを批判したいと思います。
 

>1 「宗教団体アレフ」にする。
>・組織の性格は、教団を拡大して尊師の死刑を止める。
 →死刑を止めるという話しはなかったと思うが、いずれにせよ、これは誇大妄想。なお、非上祐派は、依然として、祈ることで、死刑を止めるという考えがある。
  新団体は、日本の死刑廃止の流れを止めたのがオウム事件だと認識し、再びテロが起きない世の中を作ルなどして贖罪し、松本氏の死刑の後に、世論が、国際的潮流でもある死刑の廃止に向かうことを期待します。
>・そして再開を可能にする。
 →意味不明なのでコメントせず。
>・表向き、教祖や子どもなど麻原家を、外す。
 →これは間違い。2001年当時、元代表の写真を祭壇から降ろしたが、教材の破棄はほとんどしていない。松本家の家族は、彼らの刑事事件で脱会を余儀なくされたので、意図的にはずしたのではない。
  新団体は、一切の教材と松本氏の信仰実践を破棄。また、上祐派と非上祐派の対立の中で、上祐派は、松本家と断絶。
 

2 新たな布教活動として
① 「21世紀サイバー教団」として、インターネットで布教活動をする。
 →当時、この言葉はあったが、その当時の概念は、依然として、誇大妄想的な発想であったと思う。
  新団体では、インターネット活用は、インターネットお寺型の教団造りで、組織に入らなくても、外から学べる仕組み。
② 「アクエリアス教団」として、科学と宗教が合致した超人を育成する。
 →超人の育成というのはなかった。これは間違い。
  新団体における、科学と宗教の融合の理念は、盲信型の宗教の超越。
③ 「ホワイトフリーメーソン」として、オウム色を出さずに救済活動をする。企業活動の基盤をつくる。
 →意味不明。間違いだと思う
④ グローバル教団になるべく、イギリス・ロシアで、インターネットを活用して、布教、経済活動をする。
 →間違いだと思う。ロシアは元信者が居るが、今まで、イギリスの布教はしたことがない
 

3声明では、麻原尊師の指示、関与を認める。
・謝罪し、被害補償活動を行う。
・被害者を「守護者」と呼ぶ。
 →「守護者」と呼ぶという話しはない。ただし、2000年当時においては、教団の中は、被害者賠償を進めることが、教団の存続に繋がる、と言うことで、それまで、自分たちは事件に関与していないとして、賠償をしなかった教団の信者の納得を得ようとしていたことは事実。これは、本質的な反省を伴わない形だけの賠償であり、松本氏の教え・教材その他を維持しながら行なうものであった。
・発表することで、マスコミを味方につける。

4 観察処分について。
・立入り検査を逆利用して、危険性なしのアッピールをする。
 →2001年の時点での話しではないと思う。2000年には、立ち入り検査に情緒的な反発する信者もいる中で、物の考え方を改め、立ち入り調査すれば問題ないことが分かる、という主旨の話しは会ったと思う。
・職権濫用の告訴、国家賠償請求の前提として、証拠の保全に努める。
 →間違いではないか。教団は在家信徒が人権侵害にあったときは提訴したが、教団自体はしたことがない。
・大日本帝国に似ているとして、国民を味方につける。
 →このような表現ではないが、総括にもあるとおり、日本の大日本帝国の暗部が、オウム真理教に投影されている面があるのではないか、という見方は、自分にはあります。
 

5 立入り検査に対する「対策マニュアル」
 →マニュアルはあるが、以下の内容ではない、と思う。
・法務部名で出す。
・訴訟、懲戒免職を求めるために、氏名・役職を確認し、写真を撮る。
 →氏名の確認はある。
・問題がないものはある程度見せるが、焦らしながら見せること。
・金庫や机は、鍵をかける。自分の机じゃないという。パソコンは、立ち上げを求められても、自分のパソコンじゃないのでバスワードを知らないと。
 →上記二点は違法であり、このようなマニュアルを法務部が作成した事実はない、と思う。
・人の調査に対しては、立入り検査は設備や帳簿の調査が対象でしょう、という
・個人的に使用している者、団体に無関係などと対応する。
 →以上2点は、これは適法なことだと思う。
 

 

 

 上祐さんは計画通りに物事を進める方のようで、すごいなー。尊敬しちゃいます。
 →この主張については、私の現在の状況を恐らくは大分勉強されたであろう、nauciaさんが言うのは、多生残念だが、未だ情報が足りないのだろうから、一部の一般の人の見方と受け止めれば、と思う。
 

 皆さんには、オウムの総括の中で、2000年に教団に戻ってきてから、2006・7年までの間に、私が以下に様々な経験を経て、心境が変わっていったかについて、情報を公開していくので、ありのままに、見てもらえればいい、と思う。
 

 特に、大分前に教団を辞めた人、一年前に2006年の新団体構想を出した時より前にやめた人は、現在の私の心境はよく分からないと思う。

滝本太郎弁護士がリークした仰天資料 - 口喧嘩の作法〜上祐史浩氏のmixi布教戦略〜 (hatenadiary.org)

 

------------------------------------------

 

野田と上祐の間で随分と差がある。

野田は事実ですので弁解はありませんと言っている。

上祐は事実とだいぶ違うと弁解に終始している。

 

どうしてここまで差が出るのだろうか?

 

ウッタマー正悟師こと村岡達子

 

 

カンカーレーヴァタ正悟師こと杉浦実

 

チッタカ正悟師こと岡田弘之

 

この3人の意見も是非とも聞きたいものである。

アッサージ正悟師こと二ノ宮耕一、ヴァンギーサ正悟師こと杉浦茂は参加していないのだろうか。

 

 

それにしても上祐は突っ込みどころ満載である。

1つだけ突っ込ませて頂く。

 

>その会議に参加していた人のオウム的な性格も投影している

 

自分自身のことでしょう。

他人事ではないでしょう。

 

 

これではオウムのままと言わざるを得ないのではなかろうか。

上祐には説明をお願いしたいところである。