我が家の扉は、ほぼ引き戸です。
部屋の扉は、トイレ×2、脱衣室×2、居室×4が引き戸、YUCACO室のみ開き戸です。
YUCACO室は出入りがほぼありません。
浴室の扉も引き戸です。
収納の扉は折れ戸×6、引き戸×6、オープン×2、両開き戸×1です。
あ、玄関ドアは開き戸ですね。
引き戸をこよなく愛する我が家。
新居計画中は、インスタ、ブログ、YouTubeでオススメ話や失敗談を検索しまくり、
引き戸は上吊り戸、見切りなし
にしよう!
と考えていました。
しかし、ヤマト住建との間取り打ち合わせを迎え、この考えが実現困難だと判明します。
しかも、想定外の費用アップも判明…。
その経験を踏まえて、「引き戸を採用するなら契約前に確認したほうが良いこと4選」をご紹介します。
なお、以下の文章で登場する「引き戸」=「部屋の扉」です。収納の扉はルールが異なるため、別記事でご紹介したいと思います。
1.引き戸はオプションか?料金は?
まずこれを確認しましょう。
私が見学したHMはすべて、開き戸が標準仕様でした。浴室の扉は折れ戸が多かったです。
つまり、引き戸への変更はオプションです。
ヤマト住建の場合、開き戸から引き戸にする差額は、1か所¥19,200でした
我が家は、8か所を引き戸に変更したため、¥153,600の課金となりました
2.上吊り戸はオプションか?料金は?
開き戸から引き戸へ変更してひと安心…ではありません。
引き戸の標準仕様は、床面にレールがついたタイプが多いと思われます。
↓こういうやつです。
レールに埃がたまると掃除が面倒なので、我が家はレールをなくそうと上吊り戸を計画しました。
そもそも上吊り戸が標準仕様だと思いこんでいた我が家。
打ち合わせ中、設計士さんに念のため仕様確認したところ、上吊り戸はオプションだと判明しました
床レールから上吊りへの差額は、1か所¥7,000でした。
8か所で合計¥56,000。
地味に痛い出費でした…
3.見切り材は無しにできるか?
上吊り戸の引き戸になってオールオッケー…ではありません!
上吊り戸にした場合、床面はどうなるのか?を確認しましょう。
ヤマト住建は原則として「見切り材あり」でした。
ゴリ押しすれば見切り材なしにできないこともなさそうでしたが、「長期に渡りトラブルの生じにくい家」を目指すヤマト住建、相当難色を示していました。
↑そういうキャッチコピーを掲げているわけではありません。私がそう感じただけです。
結果的に、我が家は「見切り材あり」を選択しました。
これは、ヤマト住建に断られたため…ではなく、見切り材が必要な床材の選び方をしてしまったためです。
我が家の床材は、トイレ、脱衣室、YUCACO室の中がフロアタイル、それ以外はフローリングです。
トイレ、脱衣室、YUCACO室は部屋の内外で床材が異なるため、見切り材が必須です。
居室については、部屋が広く見えるようにフローリングの貼り方向を決めた結果、廊下と居室の貼り方向が異なってしまい、見切り材が必要となってしまいました。
廊下は東西方向、居室は南北方向に貼る、みたいなイメージです。
見切り材なしを選択するには、HMの方針と間取りの工夫が必要だということを知りました。
4.浴室の引き戸はオプションか?料金は?
浴室の標準仕様は折れ戸が多いです。
ヤマト住建も折れ戸が標準です。
引き戸のオプション代は水回りメーカーによって異なりますが、我が家の見積額はこちらでした。
タカラスタンダード…¥51,000
TOTO…¥57,000
LIXIL…¥41,000
Panasonic…¥1,061,0001616→1621へのサイズアップで完全標準外になるため、引き戸単体のオプション代は出ず…
結構高い…と思いませんか?
ちなみに、我が家はタカラスタンダードを採用しました。
ヤマト住建の場合、間取り合意後に水回りの見積りが提示されました。
そして、合意後は扉の種類変更ができません。
合意前にこの見積りをもらっていたら、浴室の扉は折れ戸にしてたかも…と思います
オプション代が気になる場合、強い態度で早めに見積額を教えてもらうことをオススメします
最後に、
我が家が課金した引き戸オプション代の合計額は、
¥260,600
でした
扉を引き戸の上吊り戸にするだけでこの課金額… 浴室はレール式ですが…
引き戸が好きな皆様、どれくらいの課金が必要か、くれぐれも把握した上で採用してくださいね
後悔はしてない。してないけど…高額すぎて震える…