人が死んだあとすぐにすることは、ぬくもりを感じて受け取ること | 看取り看護師めぐ〜死ぬとは最期まで生きること

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今朝オムツ交換をしていくと、患者さんの息が止まっていました。

脈は…
触れません…

慌てて家族に電話をしました。

90代後半の男性で、たしかに具合は悪かったけど、昨日の夕方まで喋って会話をしていました。

突然の出来事…
時間は朝の4時

早く家族に来て欲しかった。
患者さんの身体はまだ温かかった。

息が止まってすぐだったのだろう。

触れてほしい
ぬくもり感じてほしい

早く…早く…

電話をしてから1時間後に奥さんと娘さんがやってきた。

奥さんは「もう息してないの?」と涙を浮かべた。

私は伝えた。
「奥さん、触ってみて。⚪️⚪️さんの身体、まだ温かいんです。ぬくもりはいのち最後のエネルギー。感じて受け取って」


奥さんと娘さんが患者さんの身体に触れる。

「本当だ…温かい…」
「間に合ってよかったね」

奥さんと娘さんが、笑顔で言ってくれた。



人が亡くなったとき、どうしてこうなったんだと戸惑い、涙が出て動けなくなるかもしれない。
何も考えられないかもしれない。
それでも他の家族に連絡したり葬儀屋さんに連絡したり、やることはたくさんある。

でも、そんなのあとででいいんです。
とにかく触れてみてほしい。

ぬくもりを感じられるのは、心臓が止まってからはわずかの間。

ぬくもりはいのち最後のエネルギー。
ぜひ、感じて受け取ってほしい…