LXA-OT3 製作記3 部品取りつけ-完成 | さささっのブログ

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Stereo 2014年1月号付属 LXA-OT3 音質向上化改造

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Stereo 2014年1月号を購入(LXA-OT3)
LXA-OT3 電源強化改造完了

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(以下製作記)
LXA-OT3 製作記1 安定化基板の製作
LXA-OT3 製作記2 パネルの加工

LXA-OT3 製作記3 部品取りつけ-完成
 ←イマココ
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LXA-OT3 完成写真
             
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製作記最終回です。パネルの穴あけ加工が終わり、ついに部品実装です。

M3ネジで通します。

ヒューズボックスはこのようにM4ネジで。 高さ調節の意味も込めてバネワッシャーで固定しました。


各パーツ取り付けていきます。

基板は浮かせるため(下側は導体なのでコンデンサとかショートしたら大変なことになります)秋葉原のネジやさんで購入したスペーサーネジ(12mm)を噛ませています。

付録基板は以下の改造を実施。

下記部品を取り外し
・ACアダプタ
・スピーカー端子
・RCA端子
・可変抵抗(SW付き)
・LED

直接はんだつけで配線をしていきます。↑の画像の黒い電源部が付いているのは可変抵抗へのGND設置。ベルデン製のAWG22を利用しました。配線自体は共立エレショップで購入。

電源は単線を、その他信号などの配線にはより線を利用しました。LEDは余ったもので(高い配線使うのもったいない)

基板側にピンヘッダをとりつけ、ピンソケットを加工して取り外し可能状態で可変抵抗からのラインを置きました。取り外しできるとなにかと便利かと。

可変抵抗は2連式でなく、単連"2を利用しましたが、これは部屋の設置上左右で音量変えたいことがあるからです。しっかりとしたスピーカーセッティングができないってのが大きいですかね。単連でかつオーディオ向けのAタイプの可変抵抗を探すのには苦労しました。結局見つからずアルプス製の安いもので妥協しましたが、いいもの見つけたらまた交換したいですね。

一気に配線しました。

スピーカー端子は今後の交換予定があるので、はんだつけせずに輪っか作ってボルトで挟んでいます。いずれしっかりとはんだつけします(なにかとこういうところで音質差でるんですよね。下手に部品こだわるよりこういう初歩的なところしっかりすべきかと)

電源部はこんな感じでIV1.6線(正確にはよくあるVVFケーブルから抜き取った)を利用しました。単線で硬いですが、太いからノイズや100Vを使うという点でも安心ですし、なによりより線より音質特性としては有利かと思います。フジクラ電線製で、オーディオグレードというわけではありません。(というかどうせ配電盤からコンセントはこの電線なんだよね)

最後にゴム足をつけて完成です。

簡単なセッティングということで、父が横中ぐり盤で製作したアルミの掘削加工式スピーカー(仮称)との組み合わせでセッティング、XPERIA ULにFLACファイルを入れ、そこからUSB DACをOTG接続、RCA端子で入力しました。

音質はかなり良いです。予算1万円とは到底思えない素晴らしい音質。はじめは硬い音が気になりましたが、それはすぐに取れました。バーンインでまたコンデンサも慣れてきたら音もさらによくなるのでしょうか、楽しみです。

ウーハーも接続できて、拡張性はそこそこ広いかと思います。(以前作ったディジタルアンプは入力1系統でさらにUSB限定、音量の調節は不可(完全ディジタル依存)でかつスピーカー端子のみでしたので、それに比べるとかなりの発展です。

少し使ってみた改善点としては
・赤いほうの基板のスイッチ重要。S-114(日本開閉器製のスイッチ)は2系統対応しているので、そっちにつなぐと良いかも。→電源入れるときは問題ないのですが切るとき、少しノイズはいります。電源基板の加工がなだらかなので「ブチッ」って感じではなく「ヒューンw」って感じなので、気になったらってところですが、おそらく電源が変動する前に基板のスイッチが切れてしまえばそんなことは皆無でしょう。配線はもともとスイッチ付き可変抵抗がついていた後ろ側の2端子をそのままスイッチにつなぐだけなので簡単。
・LED暗い→高輝度タイプを利用すべきです。実験などで使うLEDでは見えませんでした。今後手に入れたら交換します。

ということで今のところこんな感じでしょうか。満足行くものが作れたのでよかったです。また引き続き改造を行ったらここで記事更新をいきます。ありがとうございました。

※質問等ありましたらお気軽にどうぞ。回路図や配線図の公開も依頼があればたぶんできます。