発表会 | 乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

 癌の治療,治癒として、私たち夫婦、家族が行っていること
 闘病生活の中で感じた医療や健康に関する疑問や不安
 癌の闘病生活とはどんなものなのか
 夫からの視点でお話していきます。
 何かお役になれば幸いです。

昨日は半年に一度のバレエ発表会でした。


お化粧や髪のセットは基本、お母さんがやります。控室&着替え室には男性は入れません。幼児や小1だけでなく、中学生や高校生もいるので当然です。


なので、先生や共演するお友達のお母さん達にこれらをお願いしました。


こればかりは男ではどうにもならないです。こういうこと、これからも出てくるのかなぁ。子供にも不便をかけてしまいますが、しょうがないです。


娘もこのことは前から理解していて、『大丈夫だよー!』と言ってくれてました。それが、うれしい反面、悲しくもなってしまいます。


控室内の状況は分かりません。でも、周りはお母さんにメイクしてもらったり髪をセットしてもらったりしている中、一人でいるのはどうなのかなぁと考えてしまいます。寂しさが出ないのかなと。友達とワイワイしているなら良いのですが。


『ママはね、自分の化粧はできたけど、私の化粧はできなかったんだよ。前も〇〇ちゃんのお母さんにお化粧してもらったし、今日もしてもらった。』と言ってました。娘も少しずつ強くなっているのでしょう。


正直、発表会のバレエ自体よりも控え室で過ごせたことの方に感動してしまいました。(本人は何も感じていないのかもしれませんが)


最近、寂しさや悔しさが込み上げることがあります。その気持ちも大事にしつつ、娘のように前を向かないとと思った発表会でした。