以前少しお話していたColosseumの"Live"、英原盤特殊ジャケット仕様(Bronze #ICD1、当然中古)をその後発注し、それがスペインから9日かけて届きました。

ジャケット本体はただの厚紙の折り返しで、その内側に桃色半透明のビニール製、正方形で開口部にスポンジが付いたレコードケースが2枚収められている、という代物ですが、元々根元で厚紙に貼り付けられていたと思われるケースが現状では外れてしまっているので、安全に保管するためにはさらに外側にビニール袋が必要です。

おそらく、このレコードのためだけでなくふつうの2枚組LPのために考案された仕様だと思いますが、本盤がそうであったことはCDサイズで忠実に再現された(!)日本盤を買うまで知りませんでした。

私は他の盤での本仕様使用例を見たことがありませんが、もしあればどなたか教えてください。

 

 

さて、今回は下の背文字写真、弊コレクション"G"の後半ですが、このうちGentle Giant、Mike Gibbs、Gilgamesh、Gong、Greensladeは既に過去の弊ブログにて取り上げ済みです。それだけ好きな音楽家が集まっているということですね。なので、それらをすり抜けながらのご紹介です。

☆ 1960年代後半から現在に至るまで長いキャリアを誇るギターリストGordon Giltrapのレコードは、'70年代後半、彼がTriumvirate Productionsの下John G. Perry/Simon Phillipsの強力なリズム隊を得て最もロック/フュージョンに接近した、Electricレーベルにのこした3枚を持っています。いずれの作品も、ギルトラップのフォーク出身っぽい端正な演奏とペリー/フィリップズが作り出す起伏に富んだ曲調が楽しく、私は同時代に同傾向だったSkyよりも躍動感で勝ると思います。

☆ Go Westは'80年代半ば、MTV普及の波に乗ってヒットを飛ばした英国の二人組で、同時代に同傾向だったWham!より塩辛、ロック寄りでした。デビュー曲"We Close Our Eyes"はそれ自体格好よかったですが、あのGodley/Cremeが作った、多数のデッサン人形をコマ送りで動かすビデオ・クリップも面白く、私の中ではNew Order "True Faith"のクリップと双璧です。

☆ Bonzo Dog Doo-Dah BandとThe Scaffoldを母体にして生まれたGrimmsは、英国式コメディ・ポップ/ポエトリー・グループで、作曲ではNeil Innes、演奏ではOllie Halsallが活躍していて、私にとっては外すことのできない存在です。大学進学で上京早々、原宿のMelody Houseで"Rockin' Duck"を見つけた時は、トーキョーの底力を感じて嬉しかったですね。

 

※ "Rockin' Duck"には、赤アヒルの外ジャケットがこんな風に付いていて、底辺をカットすればNeil Innes御大のように被ることができます

 

☆ Isaac Guilloryは'47年生まれの米国人ギターリストながら、'70年に英国に移って活動。私は彼をPacific Eardrumの一員として知り、その2作目"Beyond Panic"で披露していた曲と歌を聴いてファンになりました。英・米両国で録音された唯一のソロ・アルバムの他、おそらくイアドラムの続きでソロ契約をもらったのであろう、Charisma発の7'シングルも持っています。

彼は独自の奏法"Hybrid Picking"の考案者であり、またツアーの際は自前のPAシステムを必ず携行していたという「こだわりの人」のようですが、出てくる音はとても素直なフォーク基本のロックです。

 

(9/24/2022)