「艦これ」では、艦爆・艦攻兼用機「流星改」そして艦偵「彩雲」を全空母で「改修」無しで運用出来ますね。
実は、これって運営側による提督達への最高級のサービスなんです。
史実では、「流星」を改修無しで運用出来たのは装甲空母「大鳳」・「雲龍」型空母群・商船改造空母「海鷹」・大和型戦艦改造の装甲空母「信濃」だけでした。
「彩雲」に至っては、離艦滑走距離が大型空母しか対応出来ないし、発艦補助用ロケットの開発・搭載や空母に大出力カタパルトの実用化というハードルがありました。
因みに何故、新鋭空母群以前の空母群が「流星」や「彩雲」の運用が不可能だったのかと言いますと…
着艦制動装置が旧式だったと言うのが理由です。
つまり着艦しても大重量である新鋭機を制動し切れず海に落としちゃう(無論、搭乗員ごと)羽目になるからです。
てな訳で、海軍も既存の空母群の改修計画を立案しますが戦時中でもあり…
計画は遅々として進まず、結局頓挫しました。
艦これでは、その帝国海軍の夢を普通に達成出来るので素晴らしいですね。