NIGHT WALKER-Flock Of Seagulls 1982年は絶大だったブラコンパワーに翳りが見え始め、変わってボーイズタウンギャング「君の瞳に恋してる」に代表されるNEW WAVEがフロアを席巻し始めた年でした。このブログでも既にABC、WHAM!、Daryl Hall & John Oates、Culture Club、Duran Duran等を取り上げていますが、今日はA Flock of Seagulls"I Ran (So Far Away)" をチョイスしました。
 彼等のデビューアルバム「A Flock of Seagulls」(1982年リリース)の冒頭1曲目に収録され、シングルカットされるとBillboard-Hot100には9位にランクイン(本国UKチャートは43位止まり)、海を渡りここ極東の地のフロアでは、かなり強力に回っていたようです。
 ハイエナジー全盛の幕開けがもうすぐ、というところに来ていたんですね。確かに私の通っていたお店の二つあるフロア、ブラコンメインに回していた方でも、前述したアーティストの曲が頻繁に回るようになっていました。
 また続いてリリースした "Space Age Love Song" もアメリカでの評判が良く、両曲を収録したアルバム、「Telecommunication」はゴールドディスクを獲得しています。

 アルバム「A Flock of Seagulls」 -SONG LIST-
※「Telecommunication」は米国盤で曲順を変え、尚且つ10番目 "Tokyo" がカットされたもの

01. Modern Love Is Automatic
02. Messages
03. I Ran (So Far Away)
04. Space Age Love Song
05. You Can Run
06. Telecommunication
07. Standing in the Doorway
08. Don't Ask Me
09. D.N.A.
10. Tokyo
11. Man Made

 当時discoなんぞにゃ行ってねえって方でもこちらの曲はもしかすると聞き覚えがあるかも? 当時、と言っても1984年頃ですが、SONYのCMに使われていた曲で"The Story of a Young Heart"。例えばウォーク・マンとか、特にMTVを観ていた方なら分かるようです。確かメインスポンサーがソニーさんだった筈(地方局は分からないけど、うん私は当時、地方都市でした)。ちなみに私は、ベストヒットUSA派でございました。