前にも書いたけど、電話対応が嫌いです。
L病院は心エコーの技師を1人しか置いていないので全て自分で対応するしかないのだけど、検査室に掛かってくる電話の8割くらいは心エコーに関係ない話。
「ピックライン入れたいんだけど」
「えっと...ここは心エコーの検査室なので対応してません」
「知ってる。EKGとかやる部署でしょ?ピックライン入れてくれるところに回してくれる?」
(知ってるんかい...)
「ピックラインよ。ピー・アイ・シー...」
「いや、ピックラインが何かは分かりますがどの部署が対応しているのかは知りません。ORかIRだと思いますが、病院のメインの番号にかけ直してオペレーターに繋いで貰ってください。あと、ここの番号はどうして知ったんですか?」
「ネットで調べたらこの番号が出てきたの。メインの番号教えて」
ネットで調べられるなら病院のメインの番号見つけられるでしょうよ…。適当に掛けてきて別の部署に繋いでくれっていう人が多くて本当に困る。
もうね、L病院では検査室の電話取るのは止めました一緒に働いているドクターやPAは仕事用のスマホにテキストや電話してくるし、検査室の電話も必要があればボイスメッセージ残して来るから、それで必要な場合だけ掛け直す方法に切り替えました。
そして昨日はA病院へ。秘書のマリアが体調不良で休みだったため、とりあえず電話は取れる人が取るしかない。たまたま数件の電話を取った私。なぜかカスばかり掴みます。そういう星回りなのかしら
まずはアジア系っぽい訛りのおっさんから電話。
「あ、MRIの予約を取りたいのですが」
「セントラルスケジューリングに電話しました?」
「直接部署に掛けろって言われたんで。ここE病院ですよね?」
「いえ、ここはA病院の心エコーの検査室です。E病院の放射線に掛けてください」
「あ、じゃあそこの番号教えて」
知るかー別の病院のまったく関係ない部署番号なんて知るわけがない。ググって調べてください。
また別の電話。今度は黒人っぽい話し方の男性。
「ポータルで心エコーのレポートを見てみたら"Unable to assess something something due to blah blah blah"って書いてあるんだけど、これの意味分かる」
分かるけど結果について話し合うのは私の役目ではないのでね...。たぶんUnable to assess right ventricular systolic pressure due to insufficient TR signalとかだと思うけど、そのまんまの意味よ。
「ええと、検査を受けたのは入院中?それとも外来?」
「外来」
「それであれば結果についてはオーダをしたドクターに聞いてください」
これは正直対応に迷ったのだけど、確実に私から話すことではない。読影したドクターも基本的には外来患者に個別対応はしない。なので検査をオーダーした彼の主治医に丸投げしました。これで合ってるはず。でも入院患者だった場合、誰が質問に答えることになるんだろう。今度スーパーバイザーに聞いてみよう。
電話対応ではないけど、今朝Facebookのメッセンジャーで見覚えのある名前が。あれ?昨日検査した患者の1人?
"I just wanted to say thank you" というメッセージと共にフレンド申請が届いた。
いやいやいや、怖えわ レポートに技師のフルネームも載ってるからそこから検索したのかしら...。でも私のプロフィールって住んでる場所も職業も何も見えないようになってる&10年近く前の俯いている写真なので、よく見つけたね!?という感じです。メッセージも申請もサクッと削除。
はぁー、超音波もナーシングに比べたら患者との関わりは少ない方だと思うけど、Pathologyとかひたすら人と関わらない分野に進むべきだったかしら…とたまに思います