前回まで長崎旅行2日目の午前中までのお話をしました。


今日はその午後編です。


行きたかったところが目白押しの濃密な時間でした。



新地中華街でちゃんぽんを食した私は、これからいよいよ坂本龍馬に深い縁のあるスポットを巡ります。


まずは、路面電車でグラバー園に向かいました。


この路面電車ですが、じつに安い!!


市内各所・全区間120円均一です。


小刻みに移動する旅行者にとってはとても有り難いです。

(じつは後から、500円で一日乗り放題というチケットがあったのを知ってしまって、若干ショックだったのですが・・・)


街中から揺られること約10分。


その路線の終着駅で降り、なんとエレベーターで高台のグラバー園・第2ゲートに行きます。


エレベーターを上りきると、長崎の街が眼下に見おろせます。




「心」を届けるメッセンジャー・NAKA-Gの「絆ブログ」



まいど言いますが、ここも夜景がきれいなんだろうなーっと。


グラバー園とは、単にグラバーさんの邸宅だけでなく、その近所の洋館まとめたスポットとしての総称のようです。



「心」を届けるメッセンジャー・NAKA-Gの「絆ブログ」


第2ゲートから最初に入ったのがこの屋敷だったので、てっきりここがグラバーさんの屋敷だと思ったのですが、じつはそこから少し坂を下りた




「心」を届けるメッセンジャー・NAKA-Gの「絆ブログ」



ここでした。


龍馬伝でも出てきた、志士たちをかくまう隠し部屋があったり、また、ここに坂本龍馬や高杉晋作が通っていたことを思うとけっこう生々しい感じでした。


当然ながら、中身は超レトロ。


私が大好きな雰囲気です。


くねくねと更に坂を下りると、そこには




「心」を届けるメッセンジャー・NAKA-Gの「絆ブログ」



大浦天主堂がありました。


中はとても荘厳な雰囲気でした。


そして、更に坂を降りきると(つまり それだけ坂が多いってことですよね)、そこに旧香港上海銀行支店跡がありました。




「心」を届けるメッセンジャー・NAKA-Gの「絆ブログ」


「香港上海銀行」というと、あまりなじみが無いかも知れませんが、世界の金融機関ではかなりメジャーで、イギリスを拠点に「HSBC」の名前で知られています。


知らないうちにロゴは見ている方も多いかもしれません。


でも、長崎にその支店があったとは、さすがに世界との窓口をやっていた街なんだなーという感じがしました。




グラバー園一帯の観光を終えるとすぐに次の路面電車に乗って、目指すは 「亀山社中」 。


グラバー園とは街中を挟んで正反対方向に行き、「新大工町」という駅で降ります。


そこから、住宅街の細い路地・・・・しかも、また坂道。


行き交う家族連れの中の小学校低学年ぐらいの子供が


「ええぇーーーーーっ、もーーーうっ、しんどーーーーーいっ」


とグチってるのが聞こえるほど、延々坂道でした。


長崎の人で自転車に乗れない人がけっこう多いというのが、ちょっとわかります。


といううちに、やっと着きました。




「心」を届けるメッセンジャー・NAKA-Gの「絆ブログ」


中はこんな感じ。




「心」を届けるメッセンジャー・NAKA-Gの「絆ブログ」


ここから長崎の街を見下ろしながら、社中の人たちは活動していたのかなーと。



「心」を届けるメッセンジャー・NAKA-Gの「絆ブログ」


これが入り口の景色。



「心」を届けるメッセンジャー・NAKA-Gの「絆ブログ」



龍馬伝で、たびたび龍馬が社中に入ってくるシーンがありますが、実際にここを通ったのだなぁーと。



帰りはこやつたちに見送ってもらいました。




「心」を届けるメッセンジャー・NAKA-Gの「絆ブログ」




この後移動したのは、




「心」を届けるメッセンジャー・NAKA-Gの「絆ブログ」



「崇福寺」というお寺で、日本でも数少ない唐寺の一つ。


媽祖門を構えた媽祖堂を持つ寺は日本でもここだけ、という寺です。




「心」を届けるメッセンジャー・NAKA-Gの「絆ブログ」



たしかにチャイニーズテイスト満点。


そして、さらに駆け足で、




「心」を届けるメッセンジャー・NAKA-Gの「絆ブログ」



長崎奉行所跡に行きました。


現在は「長崎歴史文化博物館」となっています。


ここでは、どちらかというと、現在のNHKの「龍馬伝」のPR的な展示が多かったです。




とまあ、本当に駆け足で、目一杯集中して、龍馬関連のところを中心に目ぼしいスポットを駆け巡りました。


これから街中に戻って、いよいよ卓袱料理へのリベンジ・・・というわけですが、今日はこの辺で。


でも、おかげさまで、長崎の街中の目ぼしいスポットの位置関係や移動方法など、大まかには把握できた気になりました。