アユタヤ観光復興の裏側 | タイ在住者による穴場タイ旅行観光ガイド

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タイ政府も洪水の拡大がある程度
収まり観光復興に努めているようですが
先日、アユタヤ方面に行く機会がありました。


アユタヤはタイでも有数の観光都市ですが
その復興の前に住民の復興が後回しに
されています。

多くのアパートが立ち並ぶソイに行ったのですが
ゴミ集積所にはゴミが山積みにされているだけでなく
空き地などまだゴミが散乱している状態でした。

公衆電話もすべて故障していました。

ちなみにこのソイは最大1mほど水に浸かった
地域でした。

まだアパートに戻っていない住民もたくさん
いるようです。



ウィパワディー-ランシット通りの西にあるパックレット-
バンパインの高速道路を通ったのですがバンガディーの
工業団地を抜けてからは道路の両側は水田が
広がっているのですがすべて水の中でした。

パトゥムタニの住民が抗議をするのは当然と
思われました。

高速道路の路肩いっぱいまで水がきていました。

これでも水はかなり引いたようでした。
中央分離帯には50cmくらい水があったであろう
跡が残っていました。

高速道路沿いにある民家は家に通じる道がすべて
水没しており高速道路の路肩に車を停め、食料品
などを積み込んでいるようでした。


バンパインの料金所までに2箇所道路が水没している
ところがあり(10~20cmほどでしょうか)長いところでは
200mほどありました。

料金所の前後も水に浸かっており(20cmほど)この先
どうなるのかと心配になりました。

そのごバンパインのロータス方面へ抜ける道路で途中、
40-60cmほど水で浸かっているところがあり車が故障して
洪水のど真ん中で止まるのではとヒヤヒヤしました。

この時、この道を選んだことを後悔しました。



バンパイン工業団地前の道路の路肩は数百台の車が
停まっていました。(水没した工場の復旧作業に当たられている
方々の車でしょう)

ビッグCは平日にもかかわらず駐車場は車でいっぱいでした。

コンビニも水没したところが多く食料品や生活必需品の
購入も困難とのことでした。


チャオプラヤー川上流のナコンサワン方面にはまだ
大量の水が残っていると聞きます。

観光地の復興が先だというのは分からない気が
しないでもないですが人々の洪水復興の道は
長いような気がします。