『キートンの探偵学入門』 (1924) バスター・キートン監督 | FLICKS FREAK

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いやぁ、映画って本当にいいもんですね~


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トーキー以前のサイレント映画。同じくサイレント映画時代に活躍したチャーリー・チャップリン、ハロルド・ロイドと並び「世界の三大喜劇王」とされるバスター・キートン主演・監督の作品であり、彼の代表作。

 

現代でも鑑賞に耐えるサイレント映画の数少ないうちの一つであり、今観ても間違いなく面白い名作。

 

メインのストーリーは、探偵を目指す映写技師のキートンが恋する女性にプロポーズをするものの、ライバルの策略で泥棒に仕立てられすったもんだするというもの。そのメインのストーリー以外に、映像的に面白いアイデアが詰め込まれている。

 

サイレント映画であるがゆえ、面白さは映像そのもので伝える必要があるが、その中でも着想として優れていたシーンの一つは、映写技師として働いている時、眠っている間に意識が遊離して映画の中に入り込むというもの。そして、映画の中の登場人物が現実の人物と置き換わることで、彼の夢が映画のシーンとして描かれ、現実とオーバーラップする。『カイロの紫のバラ』でもウディ・アレンが同じことをしたが、この作品でも主人公が映写技師であるため、自然にそして粋に使われていた。

 

チャップリンは切ない展開で今でも人の心をとらえるが、キートンはあくまで明るい。そしてそのドタバタ・コメディを常に真顔でやるところが彼の真骨頂だろう(表情は一切変えない)。

 

サイレント映画の最優良作品の一つとして、長く鑑賞されるべき作品。

 

★★★★★★★★ (8/10)

 

『キートンの探偵学入門』予告編

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