キアヌ・リーブス主演のアクション物。これがなかなか面白かった。
 
ジョン(キアヌ・リーブス)は裏社会では誰もが知り、リスペクトする殺し屋だったが、愛する女性ヘレンのために足を洗う。それから5年が経過し、ヘレンは病でこの世を去る。彼女の死から立ち直れないジョンの元に、ヘレンから最後のプレゼントが届けられる。それは子犬だった。そしてその子犬がジョンの心の傷を癒すようになる。ジョンの愛車は1969年生産のムスタング・マッハ1だったが、ある日、彼の車を狙った強盗に襲われ、子犬は殺されてしまう。それはロシアマフィアの首領の息子ヨセフの一味だった。彼は、復讐を誓って裏社会に戻ることに。
 
ストーリーはシンプル。「たかが子犬のために」ロシアマフィアの組織を相手に戦いを挑む。アクション物のお約束だが、彼が超人的に強い。そして殺し屋と言えば、大概、ローン・ウルフで人に知られない存在だが、ジョン・ウィックは誰もが彼の顔を知っていて、しかもリスペクトしている点が面白い。
 
拳銃を使ったアクションが中心だが、敵と接近戦を戦い、至近距離から射撃するアクションが目新しかった。
 
格闘シーンの連続であり、1時間41分の間、それが途切れることがない印象。それでも飽きさせないこだわったアクションだった。ジョン・ウィックが映画の中で殺したボディ・カウントは77人(by IMDB.com)だが、それだけの殺戮を子犬の復讐のためというギャップにウィットが効いている。
 
映画の中で、ヨセフのボディガードがシューティング系のテレビゲームをしているが、映画全体がそのような非現実的な雰囲気を持っている。続編も近日公開であり、期待できそう。
 
★★★★★★ (6/10)